外国籍の人達が直面している大きな問題の一つに「医療と言葉の壁」がある。私は週に3回ほど通院している病院があるが、そこでブラジルや中国の人達にお会いすることがある。滞日期間が長くて日常会話がかなり出来る人でも、症状や経緯説明がなかなか難しくて言えないこともあるようだ。
先日「外国人健診」が健和会病院で行われて、90人余の人が受診に来られた。小児科を担当された先生の話では、健診に来る前に、どこかの病院に行くべき症状の進んだ子供さんもいたとのことである。やはり事態は深刻であると見るべきだ。勿論親にも責任があるが、既に4000人以上の外国籍住民を抱える飯伊地区にあっては医療通訳に対してボランティアのみでなく行政も速やかに対応すべきではないかと思う。
今年の6月1日から発行している外国人向け情報誌「INI(いーに)」のアンケートを見ても、外国籍住民の最大の関心事は「健康問題」であった。その裏側には「言葉の壁」が障壁となっている。
外国籍住民は夫婦共稼ぎが多く、更に子供を抱えていつも忙しい。でも、病気はいつ何時やってくるかわからない。県では年に一回程度「医療通訳講習会」をやっているが、飯田からは遠くて出かける人は少ない。当地は帰国者の方が多いこともあって市立病院には、1人中国語の医療通訳専門の方が居られるが、その他の病院では医療通訳は殆ど見られない。外国籍住民を多く抱える市町村行政の大きな課題になってくると思う。
今日、飯田市では「人権フェスタ2005in南信州」~みんなちがって みんないい~が行われる。
先日「外国人健診」が健和会病院で行われて、90人余の人が受診に来られた。小児科を担当された先生の話では、健診に来る前に、どこかの病院に行くべき症状の進んだ子供さんもいたとのことである。やはり事態は深刻であると見るべきだ。勿論親にも責任があるが、既に4000人以上の外国籍住民を抱える飯伊地区にあっては医療通訳に対してボランティアのみでなく行政も速やかに対応すべきではないかと思う。
今年の6月1日から発行している外国人向け情報誌「INI(いーに)」のアンケートを見ても、外国籍住民の最大の関心事は「健康問題」であった。その裏側には「言葉の壁」が障壁となっている。
外国籍住民は夫婦共稼ぎが多く、更に子供を抱えていつも忙しい。でも、病気はいつ何時やってくるかわからない。県では年に一回程度「医療通訳講習会」をやっているが、飯田からは遠くて出かける人は少ない。当地は帰国者の方が多いこともあって市立病院には、1人中国語の医療通訳専門の方が居られるが、その他の病院では医療通訳は殆ど見られない。外国籍住民を多く抱える市町村行政の大きな課題になってくると思う。
今日、飯田市では「人権フェスタ2005in南信州」~みんなちがって みんないい~が行われる。