飯田市には「親と子の日本語教室」と言うのがあります。そこには人数は多くありませんが色々な国から来られた親子が日本語の勉強に来ています。
来日して最初は、大人である親のほうが必要な日本語を子供より早く覚えますが、間も無く子供のほうが急速に進歩してたちまちのうちに親を追い越してしまいます。親の進歩は止まったのではないのですがとてもスローです。
あやこちゃんのお母さんは数年前にブラジルから日本に来ました。私は、日本語を別の先生と勉強しているあやこちゃんのお母さんを横目に見て、あやこちゃんとそれを観察しながら次のような作文を一緒に作りました。
あやこちゃんの喋っている言葉が詩になりました。
【おかあさんのおべんきょう】
おかあさんは日本語は
わからない
でも、わたしは
日本語はわかる
おかあさんは 日本語を
いっしょうけんめい
がんばっていました
日本語とブラジル語と
ケンカした
ブラジル語がいっぱいいるから 日本語がまけた
日本語が耳から
はいってきたけど
あたまの中にいる
ブラジル語がいじめるから
はんたいの耳から とんでった
竜丘日本語教室では「教室新聞」
を月2回発行しています。その中にこのあやこちゃんの詩をのっけました。そして、それをまた別の日本語教室の教材に使いました。皆そうだそうだと、うべないました。
来日して最初は、大人である親のほうが必要な日本語を子供より早く覚えますが、間も無く子供のほうが急速に進歩してたちまちのうちに親を追い越してしまいます。親の進歩は止まったのではないのですがとてもスローです。
あやこちゃんのお母さんは数年前にブラジルから日本に来ました。私は、日本語を別の先生と勉強しているあやこちゃんのお母さんを横目に見て、あやこちゃんとそれを観察しながら次のような作文を一緒に作りました。
あやこちゃんの喋っている言葉が詩になりました。
【おかあさんのおべんきょう】
おかあさんは日本語は
わからない
でも、わたしは
日本語はわかる
おかあさんは 日本語を
いっしょうけんめい
がんばっていました
日本語とブラジル語と
ケンカした
ブラジル語がいっぱいいるから 日本語がまけた
日本語が耳から
はいってきたけど
あたまの中にいる
ブラジル語がいじめるから
はんたいの耳から とんでった
竜丘日本語教室では「教室新聞」
