桂雀五郎の独演会が、昨夜(2018.09.22)天満天神繁昌亭で行われました。
西宮北口のピアノのコンサートが終わったのが、16:00。
阪急で天六に来たのが16:30、19:00からの独演会には時間があります。
サイゼリヤに入り、ワインを飲みました。
18:15に店を出たときは、少し眠気もありました。
眠気覚ましのミンティアを買いました。
途中で、雀五郎の名の入った落語会ポスターも見ましたし、
南森町駅近くでもの路上ライブも見ました。
繁昌亭です。
雀五郎の看板です。
出演者です。
これは、独演会終了後に撮した演目です。
「子ほめ」慶治朗。
本人も、客席の雰囲気もよく、上々の出来。
「初天神」雀五郎
はじめての独演会でしたが、気負いが感じられず、
師匠宅のカレーと、自宅のカレーが重なっていることなど、くすぐりも良く、
子どもの噺からうまく雰囲気を盛り上げていきましたね。
お客さんも、今まで長く雀五郎を見続けていた方々が、
「ようやくここまで来たか!」との温かい眼差しが私には感じられました。
「写真の仇討」二乗。
米二師匠一門は、珍しい噺を聞かせていただくので嬉しい。
演題が思い浮かばす、私の中で少しストレス。
「三十石」雀五郎。
米朝系の「三十石」を、一言も漏らさずしゃべり続けようと言う熱意。
前の雀五郎なら飛ばして早口になり気味の“お女中”のくだりも、よくできていた。
雀五郎は、“体力強化の会”などで、日に3席することもあり、
今日も堂々たる3席目「崇徳院」だった。
彼の師匠雀三郎師の「崇徳院」も素晴らしいが、雀五郎の「崇徳院」もいい出来。
と言うより、雀三郎師に叱られ、毎月新しいネタを披露する課題を雀五郎は、見事克服したと思える。
以前に比べ、一枚も二枚も殻を見事に破ったと思う。
おめでとうと言いたいし、気を抜いたらアカンとも言っておきたい。