毎年恒例サンケイホールブリーゼの、桂雀三郎独演会を聞きました。
昨夕の毎日新聞夕刊です。
この記事を楽しみに、ホールに行きました。
毎年この時に、雀三郎夫人のmariから雀さんのカレンダーをいただきます。
ブログの1日に載せているイラストが素敵です。
今年京都法然院の貫主さんの文章で、私の知らない雀さんを知らしめていただきました。
ありがたいことです、
さて今日は、米二師匠のお弟子の二葉(によう)さんから。
「雑俳」出だしは、いつものように頭のてっぺんからのソプラノだったが、
話を進めると、二葉ワールド。今風のくすぐりも入れて丁寧に演じていた。
雀さんの「腕喰い」。バリバリを久しぶりに聞きました。
雀さんのように、先代の染丸師匠ではないけど、さんくす寄席で聞いたけど思い出せない。
雀さんやったら、ごめんなさい。
雀喜の自作自演の新作。
フィクションと断っているけど、真実の師匠と弟子。
100歳の師匠に、80歳の弟子が稽古に行く。
師匠は、女将さんが亡くなって20年。自らお茶を入れる。
(追、翌日夫人のmariとメールのやりとりをしたら、「私が死んでいるのが気に食わん」と)
話では、互いに痴呆が来ているようだったけど、雀喜は新作か古典か!何度聞いても迷う。
雀さんの「はてなの茶碗」。大師匠の米朝をそのままいらわずに演じようと大きな努力。
芸道は、いつが完成ということはありませんね。
最後に、摂津村生まれの「三十石」。朗々と流れる船頭唄は良いものです。
これを唄わしたら今、雀さんが一番でしょうね。
雀さんのスポンサー、サッポロビール。
黒ラベルを歌った持ち歌もある雀さんに、乾杯。
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