奈良県の仏塔を紹介する3回目です。
1.生駒郡斑鳩町 法隆寺五重塔
1300年の時間を耐え抜いた飛鳥様式の五重塔
長谷川周「仏塔案内 西国編」東京書籍 を参考にしました。
【子規365日】■8月17日
おしろいは妹のものよ俗な花 1898(M31)年
夏井いつき【子規365日】朝日文庫
向学図書・言語研究会編集「花の手帖」 小学館発行 《おしろいばな》より
《白粉花》の俳句
紅・白・黄・絞りなど、夕方開いて朝は落ちる。落ちた花の下に実がある。黒い。
割ると白粉を固めたような胚乳があり、女児が遊びものにする。
・白粉花や草庵の門扉つけず 越央子
・白粉花や路地の人情こまやかに 玉蹊子
・おしろいの夕が夜となる長食事 暁 水
横田正知編「写真 俳句歳時記 秋」現代教養文庫 より
《法隆寺 (谷口璽照)
大慈救世(くせ)聖徳皇(おう)
父のごとくにおはします
大悲救世観世音
母のごとくにおはします (正像末和讃 聖徳奉讃)
奈良の法隆寺は、斑鳩(いかるが)の里にあるので「斑鳩寺(いかるがでら)」と呼ばれ、また聖徳太子(574~622)の一族が寺内で果てたことから「現身(げんしん)往生所寺(おうじようしょじ)」とも呼ばれ、あるいは宝(たから)の龍(たつ)の寺と書いて宝龍寺とも当て字されます。お寺の名もそうですが、聖徳太子にはいろいろな名があります。厩戸(うまやど)皇子、豊里の皇子、八つの耳と書いて八耳(はちじ)の皇子、上宮太子。聖徳太子というのは後で付けられた名ですから、太子が生前にそう呼ばれたことはありません。 以下略》
父のごとくにおはします
大悲救世観世音
母のごとくにおはします (正像末和讃 聖徳奉讃)
奈良の法隆寺は、斑鳩(いかるが)の里にあるので「斑鳩寺(いかるがでら)」と呼ばれ、また聖徳太子(574~622)の一族が寺内で果てたことから「現身(げんしん)往生所寺(おうじようしょじ)」とも呼ばれ、あるいは宝(たから)の龍(たつ)の寺と書いて宝龍寺とも当て字されます。お寺の名もそうですが、聖徳太子にはいろいろな名があります。厩戸(うまやど)皇子、豊里の皇子、八つの耳と書いて八耳(はちじ)の皇子、上宮太子。聖徳太子というのは後で付けられた名ですから、太子が生前にそう呼ばれたことはありません。 以下略