「立たない」パンダ発見

千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太」の評判を受けて、全国の動物園から後ろ足で立ち上がるレッサーパンダの情報が寄せられている。
社団法人日本動物園連盟では、日本の動物園で飼育されているレッサーパンダのうち、1頭を除くすべての個体が、なんらかの形で後ろ足で立ち上がる、とする調査報告をまとめ、30日に発表した。

これによると、生まれてから一度も立ち上がっていない唯一のレッサーパンダは、洗隈市動物園の「ホイホイ」(オス、推定4歳)。
同園の飼育係長で、長年レッサーパンダの世話をしてきた猪熊猫造さん(52)は「もともと前足が器用で餌や木の枝をつかむことができるのだから、立ち上がるのはむしろ当たり前」と話す。「一度も(後足で)立たないことは非常に珍しい。いったいホイホイの人生に何があったのか、じっくり聞いてみたい」

洗隈市動物園ではさっそく「立ち上がらないパンダ　ホイホイ」を商標登録して、「カドがたたない、波風たたない」と、家族円満祈願のホイホイおまもり、ホイホイまんじゅうを発売する方針。

ホイホイを見にきた女子高生の話「コイツだけなのー、ふーん、よくわからなーい、てゆかフツー」