半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

人生はマラソンだ~!

2007年05月10日 13時05分11秒 | 詩・メルヘン
こんにちは、半次郎です。

今日は昨日より涼しいはずなのに、暑~い!
爽やかなのは朝の内だけでした。
通勤で汗をかき、仕事で冷や汗をかく。
どちらも嫌な汗です。
爽やかに行きたいですね、まだ5月なんですから。

さて、まだ一日の終わりでもないのに、こんなタイトルの本の話題で恐縮ですが、『何もいいことがなかった日に読む本』(中谷彰宏著、PHP研究所)という本があります。
そこにこんな言葉が載っていましたのでご紹介します。


  『マラソンのコツ』

  マラソンのコツは、
  頑張りすぎないこと。
  しんどくなる前に
  歩くこと。

  しばらく歩いて、
  また元気が出たら、
  ゆっくり走り始めればいい。
  歩いているうちに、
  また走りたくなってくる。

  しんどくなっても走り続けていたら、
  今度は、

  走れなくなってしまう。

  歩くことは
  ちっとも恥ずかしいことなんかじゃない。
  走っている人は、かっこいい。
  歩いている人も、かっこいい。


この詩のように、人生をマラソンに例えてみると実感が湧きます。
颯爽と先頭を走っている人の“かっこよさ”といったらありません。
中継車のTVカメラがアップで映し出し、沿道の観客は皆、応援しています。

それに引き換え、歩いている人はどうでしょう?
スター選手ならいざ知らず、名もない選手ならばTV画面に映りもしません。

でも、作者は“歩いている人も、かっこいい”と言っています。

確かに、レースを諦めず、自分の体調と相談し、決して無謀な欲を持たず、黙々と歩を進める姿は感動的でさえあります。

人生も同じことです。
早くから先頭集団に躍り出て、そのままゴールを迎える人もいれば、途中で体調を崩し後方集団のまま歩いている人もいます。

歩いている人も、決して人生というレースを諦めた訳ではなく、淡々と歩を進めています。

“諦めない”そのことが、かっこいいのです。

今、歩いていると感じて劣等感を抱いている多くの人、特に若者に伝えたいのです。
遥か前方にあるゴールを目指して歩くことは、決して恥ずかしいことではないと言うことを。

                               from 半次郎


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