半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

絵本を読んで…

2011年11月03日 15時30分31秒 | 詩・メルヘン

こんにちは、半次郎です。

今日は一面の曇り空ですが、気温は21℃と暖かな一日です。
11月なのに、こんなに穏やかで暖かい日があって良いのでしょうか?

いや…、全く問題ないのですがね。

さて、NHKラジオの人気番号、『ラジオ深夜便』の中の『私の一冊』というコーナーで、落合恵子さんが推薦しておられた絵本、ガブリエル・バンサンの『アンジュール』という絵本を読みました。

ある日、心ない飼い主に車から放り投げられるように捨てられた飼い犬が、飼い主を追い掛け、飼い主を捜し回り、途方に暮れていく姿が描かれている絵本ですが、最後にやっと自分を理解してくれそうな同じ境遇(?)の少年に出逢うことが出来て物語は終わります。

これを、鉛筆だけの素描に近いタッチで描いているのですが、文字のない黒と白のイラストだけの絵本が、なんとも雄弁に語りかけて来て、子どもも大人も楽しめる絵本に仕上がっています。

半次郎、恥ずかしながら、この年齢になるまで大人の絵本があるとは知りませんでした。

『大人の絵本』と言うと、どうしても“アダルトもの”のイメージがありますが、どうしてどうして、純粋に大人が読んでも感動出来る絵本なのです。

それにしても、世の中には万人に受け入れられる才能のある人が居るものなんですね。
アイデアも素晴らしいし、絵も素敵です。

結局、人間は己の才能に気付くか否かなんですね。

いやはや半次郎、この作者からいろいろなことを教わりました。

この作品を紹介して下さった落合恵子さんに感謝です。

ありがとう!

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