垂直落下式どうでもいい話

基本的に凡人以下なので期待しないでよね-=≡Σ(((⊃゜∀゜)つ

映画を観た~桜田門外ノ変~

2010年10月28日 20時18分38秒 | 映画
尊王攘夷






ストーリー&解説:安政7年(1860年)、尊王攘夷を唱えた水戸藩藩主・徳川斉昭は、開国派の幕府大老・井伊直弼より永蟄居を命じられていた。事態を憂慮した水戸藩士有志は、脱藩して井伊直弼を討つ盟約を結ぶ。そして安政7年3月3日、関鉄之介ら水戸脱藩士17名と、薩摩藩士1名が実行部隊となり、桜田門前にて井伊直弼を襲撃、首を討ち取った。その後、薩摩藩が京都にて挙兵し、朝廷を幕府軍から守る手はずになっていたため、関らは京都へ向かうが…。

日本史で幕末のことを習う際には、必ず通る事件「桜田門外の変」。しかし、この事件の詳細を正確に知っている現代人は少ないのではないだろうか。本作は、そんな知られざる「桜田門外の変」の詳細を、襲撃部隊の現場を指揮した関鉄之介の視点から描いている。未曾有の国難に際し、自らの命を賭して事を起こした水戸浪士たち。無名の一藩士であった彼らがいかに真剣に国の行く末を憂えていたのかが、ひとつひとつのシーンからも伝わって来る。大沢たかお演じる関鉄之介の妻子役で長谷川京子、加藤清史郎が出演し、悲壮感漂う作品の中で華を添えている。吉村昭の同名原作を映画化した本作、監督は『男たちの大和/YAMATO』の佐藤純彌が務めている。
(goo映画)


【五つ星評価….☆】


比較しても意味はありませんが、どうしうても『十三人の刺客』と比べてしまう。管理人はつまらない男でございます。

今作は史実を忠実に…かどうか詳しいことは分かりませんが、ガッツリ遊びなく描ききった印象を受けました。

若干眠気にも襲われましたが興味深く最後まで観れて良かったwww

『十三人の刺客』や本作で思ったのは、高い志を持って命懸けで戦う侍の姿はやっぱりカッコイイということ。

開国と攘夷の狭間で揺れる日本を憂い、井伊直弼暗殺を目論む水戸・薩摩藩士総勢22名。

とある一室に終結しているだけでグッと来るものがある。

襲撃シーンは前半の方で繰り広げられますが、意外と地味な殺陣だったかな?www

『十三人の刺客』のようなダイナミックな斬り合いはありません。

しかし、刀での斬り合いの泥臭さ血生臭さみたいなものは感じました。

雪が降り積もる中での死闘というのも絵になってる。雪と血のコントラストが美しさと残酷さの共存を成立させていますね。

井伊直弼を守る彦根藩士達が雪対策で刀を黄色い布で覆っていたため、反撃に転ずる事ができなかったという部分もしっかり描かれていて面白い。





物語の大半は事件後の逃亡劇になっています。

全体的に良かったんだけど、演出とかストーリー構成が個人的に合わなかったのが残念。

現代から映画が始まって現代に戻って終わるのはマイナスですね~。なんかしらけちゃうわ。

演出として一時停止してから次のシーンに移るみたいな方法が使われていましたが、これも管理人には合わなかったです。


う~ん、残念な部分も多々ありましたが平均以上の面白さはあると思うので劇場で観ても損した気分にはならなかったけど、DVDでも良いかなぁとも思う。

歴史好きなら劇場で観た方がいいかも。









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