旅行 写真で紹介 

旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

住吉神社

2023-11-21 20:04:49 | 東京
2023年11月18日、お参りしました。
 神功皇后三韓征伐の際、住吉三神の御守護により無事達成され、その帰途、摂津国西成郡田蓑島(現 大阪市西淀川区佃)にて、住吉三神を遥拝なさいました。これが大阪佃の住吉の社(現 田蓑神社)の起こりです。
 その後、天正年間より大阪田蓑島の人々と徳川家康公とが深い関わりを持つようになり、家康公の漁業の傍ら田も作れとの命により、村名を田蓑から佃へと改め、また田蓑の名を残すため神社名を住吉神社から田蓑神社へと改めることとなりました。
 その後、家康公が関東下降の際、摂津国佃の漁夫33人と住吉の社の神職平岡権大夫好次が分神霊を奉載し江戸へ下り、寛永年間に幕府より鐵砲洲向かいの干潟を賜り築島しました。そして故郷の名をとり佃島とし、この地に社地を定め、正保3年(1646)6月29日 住吉三神、神功皇后、徳川家康の御神霊を奉遷祭祀しました。これが佃住吉神社の起源です。
 佃島は江戸湊の入口に位置し、海運業、各問屋組合をはじめ多くの人々から海上安全、渡航安全の守護神として信仰を集めました。その後、月島、勝どき、豊海、晴海と埋め立てが行なわれ、その地域の産土神(氏神)として信仰されています。
東京都中央区佃1丁目1-14
map
鳥居

陶製扁額

神輿





縁起書









水盤舎





本殿

境内社・入船稲荷神社
明治2年2月27日に鎮座しました。佃島(佃1丁目)にはこの他に「森稲荷神社」・「浪除稲荷神社・於咲稲荷神社」の三か所四社の稲荷神社が鎮座し、毎年初午祭が行われます。











境内社・船魂神社
1863(文久3)年4月に鎮座しました。佃島の船大工が祭祀していたものを住吉神社へ遷座したと言われています。







疱瘡神社・疫神社
佃島では1862(文久2)年に麻疹が流行し、多くの人が命を落としました。その際には7尺の船を造り、そこへ災いを移した藁の人形(ひとがた)を乗せて、漁師の子供らの手によって沖へ流させたという記録が残っています。





古河神社
佃島周辺の水辺を守る神様で、石の祠です。

龍神社
1822(文政5)年に鎮座しました。その後1838(天保9)年に佃島の一角にあった龍神を祀る祠が合祀され、翌1839(天保10)年に日本橋白木屋に祀られていた大弁財天が合祀されました。





旧神輿庫

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 森稲荷神社 | トップ | 於咲(おさき)稲荷神社・浪除... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

東京」カテゴリの最新記事