十枚山(1726m)の登山記録です
自宅から登山口までの交通アクセスが不便なため登山ツアーを利用しました。
集合場所及び時刻は、JR東京駅 丸の内北口 日本工業倶楽部会館角、7時15分。
自宅出発4:45 本日も家族に最寄駅まで車で送っていただきました。(感謝)
集合場所及び時刻は、JR東京駅 丸の内北口 日本工業倶楽部会館角、7時15分。
自宅出発4:45 本日も家族に最寄駅まで車で送っていただきました。(感謝)
静岡県の安倍川の東側に南北に連なる尾根があります。安倍東山稜といい
安倍峠を起点に大光山(おおぴっかりやま 面白い呼び名!(^^)1661.3m)笹山、
真富士山(まふじやま1401.7m)、竜爪山(りゅうそさん1041.0m)・・と南下し、静岡県の
浅間神社で静岡平野に落ち込みます。
十枚山はこの安倍東山稜にあって、その中でも(ガイドブックによりますと)展望の
一番良い山です。
山梨県南巨摩郡南部町と静岡県静岡市葵区にまたがっています。
十枚峠を挟んで位置する下十枚山(1732.4m 別名:天津山)は、
十枚山より6.4m高く三角点があります。
ガイドブックを見ていたら「十枚山」の名が。 十枚って?どんな山?
お山調べをして見ますと、電車・バスで行く私にとっては、なかなか行きにくいお山
でしたが、富士山が見え眺望が開けた広い山頂はとても大らかで、
あそこから眺めてみたくなったのです。
ちなみに山の名の由来は、上り下りの急なことを「登り10枚、下り10枚」
という言い方が静岡県側にありまして、「枚」というのは滝の数え方。
滝がいくつも続くような急斜面という意味です。
また、修羅落とし(意味:切った材木を運ぶ方法)の急峻さからという説もあります。
安倍峠を起点に大光山(おおぴっかりやま 面白い呼び名!(^^)1661.3m)笹山、
真富士山(まふじやま1401.7m)、竜爪山(りゅうそさん1041.0m)・・と南下し、静岡県の
浅間神社で静岡平野に落ち込みます。
十枚山はこの安倍東山稜にあって、その中でも(ガイドブックによりますと)展望の
一番良い山です。
山梨県南巨摩郡南部町と静岡県静岡市葵区にまたがっています。
十枚峠を挟んで位置する下十枚山(1732.4m 別名:天津山)は、
十枚山より6.4m高く三角点があります。
ガイドブックを見ていたら「十枚山」の名が。 十枚って?どんな山?
お山調べをして見ますと、電車・バスで行く私にとっては、なかなか行きにくいお山
でしたが、富士山が見え眺望が開けた広い山頂はとても大らかで、
あそこから眺めてみたくなったのです。
ちなみに山の名の由来は、上り下りの急なことを「登り10枚、下り10枚」
という言い方が静岡県側にありまして、「枚」というのは滝の数え方。
滝がいくつも続くような急斜面という意味です。
また、修羅落とし(意味:切った材木を運ぶ方法)の急峻さからという説もあります。
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1.行き先:十枚山(じゅうまいさん 標高1726m )
2.2012年11月10日
3.全行動時間:往:5時間50分(11:40~17:30)
4.コース
梅ヶ島温泉関の沢11:40中の段手前・・登山口・・十枚山(1726m)・・十枚峠・・
下十枚山途中まで:往復・・十枚峠・・登山口・・17:30関の沢梅ヶ島温泉さつき苑(泊)
歩行距離7.5km
累積標高差 +1075m -1075m
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直登コースから十枚山頂へ
マイクロバスは中の段まで入ることができないので、蛇行する林道の下で待機です。
ここから登山口まで、35分登りましたが、東京からずっと車ですから
準備運動になりますし、青い空に緑の茶畑も、民家のわんこの荒っぽい歓迎さえも、
穏やかな小春日和のワンシーンでした。。
登山口では、大きな「熊出没注意」に\(◎o◎)/!ビックリ
単独ならば、一瞬ここで足が止まりそう。
それでも、鷹ノ巣山の一件以来、熊避けベルを1個増やして2個+携帯ラジオを
持参しているので、がんがん鳴らしながら行っちゃいます、多分。
植林帯を30分ほど進むと、十枚峠への道を右に分ける分岐にでました。
左の直登コースを選び、ジグザグに高度を上げてゆきます。
ここからスタート 登山口(大きなクマ出没注意) 直登分岐
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枯れ沢にでました。
名前の通り水は流れていませんが、内心、こんな急な沢を登るのかと。
石がごろごろとして、足元から転がってきそうですが、みんな躊躇なく、ぐいぐい登ります。
ところどころトラロープが張ってありました。
沢を過ぎても、まだまだ続く急坂。見上げれば、ツガの林のそのさきに
青空が垣間見え、もしや頂上か?と期待をしたこと数度。
登り切ってみれば、さらにその先の急坂へと続くのでした。
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山頂
スタートしてから3時間、ようやく道は緩やかになり、今度こそ頂上でした。
北東に富士山です。もう少し葉が茂っていたら見えにくそうです。
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南東には遠く駿河湾が見えました。
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さらに南の方角には安倍東山稜が駿河湾に向かって延びています
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山頂の鐘の音に・・吃驚! ウットリ♪・:*:・ ( ̄* )
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十枚峠へ
休んでいたガイドさんがすくっと立ち上がるのを見たら、
気持ちの良い景色と山頂にすっかり和んでしまった体と心に活が入りました。
個人山行の場合は、時を忘れてしまうほどくつろぐことはなく、現在時刻と下山口
あるいは山小屋などの到着点までに必要な時間がいつも頭にありますから、
ガイドさんにお任せできるツアー登山は、「気持ちが楽ー」です。
登山口に着く頃は17:00を過ぎましょう。
そのため、ヘッドランプを点けて下山することは朝のスタート時点から、
了解していますが、少しでも早い時間帯に下りることは賢明です。
目の前の下十枚山を眺めながら次の分岐の十枚峠まで、歩きやすく気持ちの良い道が続きます。
途中の道の広がったところに、円を描いたような湿った窪地が2ヶ所ありました。
イノシシくん? 鹿さん?の ぬた場のようです。
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15時15分に十枚峠に到着。
ここで、ガイドさんからこれから下十枚山に登るかどうかについて参加者の気持ちを聴かれ、
今回は時間に余裕が少ないので登らないことを決めました。
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下の地図は、国土地理院の2万5千分の1地図情報閲覧サービスから引用しています。
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それでも、南アルプスが少しでも見えないかしらと10分ほど登ってみましたが、
いつのまにか濃いグレーの雲がたなびき高山の頭をかくして、思いは叶いません。
気を取り直して足元を見れば、苔むして、あまりに美しいので
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沢コースを下山
十枚峠に戻り、ヘッドランプをザックから直ぐに取り出しやすいところに収め直し、
携行食を入れたポケットを確かめ、16時前に登山口目指して下山を始めました。
道は概ねはっきりしていますが、何ヶ所か崩れているところがあります。
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沢コースでは、十枚峠~登山口までの間に3ヶ所の沢がありますが、
崩壊を繰り返したと思われる2番目の沢で一時、進むべき道を失いました。
本来は沢を渡りきってから尾根を登り越すのですが、沢に導かれるように
ゆるやかに数十mほど、枯れ沢を下リ続けてしまったのです。
後で気づいたのですが、標識は沢を渡って直ぐの右側のかなり高い位置に
ありましたが、夕闇が迫り薄暗くなっていたことで、足元ばかりに注意が
行き過ぎて見落としてしまいました。
最後の沢は難なく通過し、往路で直登コースと沢コースを分けた分岐点を過ぎ、
17時に登山口に着きました。
ここで、ヘッドランプを装着するわずかの間に漆黒の闇となり、
ライトの光を頼りにジグザグの路を30分下って、バス待機場所に到着。
直ぐにバスに乗り、今宵の宿梅ヶ島温泉さつき苑に急ぎました。
玄関口で暖かいお出迎えを受けたのち、
お風呂に温まり、お世辞ではなく美味しいお食事をいただいたら、本日の登山大いに満足。
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布団に寝転がって同室の方とおしゃべりしているうち眠くなり沈黙、その後は
明日は篠井山に登ります(*´∇`*)
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梅ヶ島温泉 さつき苑
建物は新しくはありませんが、お掃除は行き届いていました。
何より、お食事が美味しいです。
山の、季節の産物を素材として、心のこもる手作り料理を味わいました。
山梨百名山
十枚山は、山梨百名山の1座です。
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初めて聞く山の名前でした。こんなに高い山なのに・・・です。
お元気ですね~!!
そちらの方にお座布団を・・・。
お座布団をありがとうございます。
素直な私は(*^.^*)エヘッ、とても気をよくして、
ますます長く登り続けたいと思いました。
そのためには、ほおっておけば落ちてしまう持久力
筋力・・の維持がポイントです.。
やみくもにするのではなく、自分と目的に合う内容、
方法を見つけて続けてゆくことが、とても大切ですね。
失敗談ですが、
心肺機能を高めるためにマラソンを始めました。
定められた時間内に走れるようになったので、
さらなる上を求めて青梅マラソンにエントリー。
スピード練習に頑張っていたら足底筋膜炎を発症。
3週間走ってはいけない診断が。
で、直前の欠場という今年2月の情けないお話です。
筋膜は筋肉ではないので鍛えられないそうでして、
再度なる可能性を否定できないとお医者様が。
心肺機能の向上は上々で、山で楽々だったのですが。
「登山の為のトレーニングは地道に山に登ること」かもしれません
ですが今日の記事には10枚が妥当と思います。
美しさと身体鍛錬、ストレス解消エトセトラ
いつも思うのですが登りたいです。
今日の記事でも突っ込みお洒落は
数か所ありましたがやめました。
出来ることならこの大作3回ぐらいに分けてもらえば
ありがたみが3番にはなるのですが!
初めて聞く名前です
主人が現役の時、静岡市に単身赴任していました。わずか2年ですが梅が島温泉、懐かしいです。
今度はマラソンを始めたのですか?
青梅マラソンはキャンセルされたようですが
まだまだお元気ですね。
たまにツアーでもお出かけなのですね。
交通の便の悪いところはよいかもしれませんね。
高尾山のキジョラン、今年はみんなもぎ取られてしまったそうです。観光客が多くなりすぎたのも影響しているのではないでしょうか。
とても残念なことです。
コメント入れるのが遅くなってごめんなさい。
お山に登りたいという 自然さんのお話を伺って
とてもうれしく思いました。
山を歩く心地よさを、できるだけ長く体験をしたいのですが、
山へ行かない日が続くと体力はぐんと落ちてしまいます。
同時にウエスト周りがふっくらしてくると運動不足を実感して悩ましくて・・。
また一から出直しです(*^.^*)エヘッ
>出来ることならこの大作3回ぐらいに分けてもらえば・・
ですよね。その方がお読みいただいている皆様方におかれましても、
自分にとっても好いのではないかと思うこともあるのですが・・
うーん試みてみようかな。
コメントありがとうございました。
お返事が遅くなってすみません。
本当は篠井山が初日、十枚山が第2日の予定でしたが
初日の方がお天気が良かったので、山頂からの展望の良い
十枚山を初日に変更しましたが、
この変更は良い判断でして、十枚山では素晴らしい景色を堪能しました。
一方で、歩程距離と時間が篠井山よりも長いので、
下山ではヘッドランプ着用は予定していたことでした。
早朝7時の丸の内北口東京駅は、空いていましたよ。
ドームの天井絵が素晴らしくて、何人もカメラを向けていましたよ。
梅ヶ島温泉のお湯は、お肌がつるっとしていいですね。
我が家も単身赴任をしていた時代がありますよ。
なにかと大変でしたが、今になれば家族の歴史の一コマです。
マラソンは、お医者様のアドバイスを受けてやめました。
「山はまだまだ大丈夫だけれど、マラソンは僕はお勧めしません」と仰って。
行きたい山の交通アクセスが良くないとツアーを利用していましたが、
入山者の少ないお山もツアーにしようかなと、これからは安全のために。
ちなみに今回の入山者は
十枚山2パーティ、篠井山はマウンテンバイクの男性1人でした。
これでは一度すれ違ったら、あとはずっと一人旅になってしまいそうですから。
キジョランはおみやさんに教えていただいてのでした。
もぎ取って行って本当に咲かせることができるのでしょうか。
それでは、高尾山のキジョランが心配ですね。
みんなもぎ取ってしまうなんて、ひどいこと。
コメントありがとう。
遅くなってすみません。