はなねこ山 Ⅱ

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雪の日の観察会     2022.01.06

2022-01-10 | 花と実、自然

 

新年最初の観察会は、八王子城跡周辺を歩きました。

 

 

冬枯れが進み、色付きの実は残り少なくなりました。

残っていた タラヨウと 種が見えた マサキ

 

他に色のついた実は、ミヤマガマズミの赤い実、紫色のヤブムラサキの実など

 

 

 

チドリノキ(左) とミツデカエデ(右)の翼果を並べました。

翼の開く角度が違っています。

(チドリノキは ほぼ直角、ミツデカエデは 平行または鋭角)

 

 

ミツバウツギの実を開いて見ると

思ったよりも大きな種(長さ4~5mm) が入っていました。

ひとつの実には、1~3個の種が入っているそうです。

 

 

いつまでも残っている コウヤボウキ

 

他に残っていた 枯れ色の実や種は、イチヤクソウ、カツラなど

 

 

冬芽は

アカメガシワ、クマノミズキ、ニガキ、ウワミズザクラ

オオベニガシワ、シロモジ(葉芽) など

 

 

 

越冬中の根生葉を教わりました。

ハルジオン(左上)、ヒメジョオン(右上)、サワギク(下)

 

 

 

 ++++++++++++++++++++++++++++++

 

そして

越冬中の オオムラサキの幼虫です。

突起は4対、尾端は開いています。

春まで お休みなさい。

 

 

 

 

この日は 南関東で初雪となり、都内でも 7cm ほど積もったようですが

幸いなことに、観察会は 本降りになる前に終了。

 

新年早々 ラッキーなことでした。

 

 


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2 コメント

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Unknown (nousagi)
2022-01-11 14:30:57
わあ~、
オオムラサキの幼虫って
けっこうグロテスクですね。
寒い日でも、出かけていろいろと発見ありですね。(^^)
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nousagiさん♪ (はなねこ)
2022-01-11 20:30:25
こんばんは。
オオムラサキの幼虫は、木を降りてすぐは薄茶色や黄緑がかった色ですが
この時期はエノキの枯葉を保護色にしてるので可愛くないかも。
なかなか見られないけど、顔を上げるととっても可愛いんですよ。
観察会でなければ、雪予報のこんな日には絶対出かけませんが
出て見れば、案外楽しいことがありますね。
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