
アワコガネギクが、斜面から垂れ下がっていました。
これまでは、足元から立ち上がっている個体ばかり見ていたため
この ノギクの香りを意識したことがなかったのですが
目の前に花のかたまりがあっては 嗅がないわけにはいかない
キクの花って 独特の匂いがするんですよね~
ところが
何と言ったら わかってもらえるでしょうか。
「爽やかさに 甘さを加えたような・・・」
う~ん・・ 逆かな、「甘さに爽やかさを加えた」 かな
いや・・ 「そこはかとない 甘さと爽やかさ」 かも
うまくは表現できないけれど
フェミニンな感じの 芳香で
ワタクシ、すっかり アワコガネギクの虜になってしまいました。
また どこかに見に(嗅ぎに)いきたい
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アワコガネギク
〈泡黄金菊・粟黄金菊/キクタニギク〉
キク属キク節
小さな黄金色の花が密集して咲く様子を泡にたとえたもの。
別名は菊渓菊で、京都北山の菊渓にちなむ。
(山渓ハンディ 「野に咲く花」)
以下、山渓ハンディ 「日本の野菊」より *************
頭花が 1.2~1.5センチと小型である
総苞。外片が線形になるのが特徴。
葉は羽状 5(ときに7)中~深裂し、裂片はさらに切れ込む。
葉裏。毛はあるが白く見えるほどではない。
こちらは、以前 別の場所で撮ったもの
葉の切れ込み方には だいぶ変化があるようです。
確かに、、、
仄かに漂う香りを嗅ぐことはあっても、わざわざしゃがみこんで花の匂いを嗅ぐことって無いですよね。😅
アワキガネギクと言う名前も初めて知りました。
今まで、キリンソウかヤクシソウと思って見過ごしているかも知れません。。。
今度見掛けたら要チェックで、匂いも嗅いでみたいと思います!☺️
アワコガネギクは近年 個体数が減少しているようです。
また、そっくりの外来アワコガネギクもあって悩ましいところですが
gabaosanさんのホームの奥多摩なら 日本産のアワコガネギクに出会えるかなと思います。
栽培されているキク以外の 小さくて黄色いノギクを見たら、試してみてくださいね。
出会えますように・・
そうなんです。私も知ってびっくりでした。
是非ためしてみてください。
他のいろんな野草でも試したくなりました。
臭いを嗅ぐ発想は無かったですねぇ。
で、今取りに行ってみました。
スーッとするような感じ?
修行してワインのソムリエみたいな事を言ってみたいですね
(^^;;;
お宅のあたりは、アワコガネギクのもともとの分布域でしたね。
でも、こんな可愛い野菊がお庭にあるなんて、羨ましいです。
>スーッとするような感じ?
甘い感じはなかったんですね。
気候の違いかしら・・ あるいは、感じ方の違いかな。
ホントホント、ソムリエみたいな ちょっとカッコイイ事を言ってみたいです。