止まり木

一歩、一歩。~あせらずあきらめず~

It’s been a long time.

2019年04月29日 12時54分00秒 | つぶやき
久しぶりになってしまいました。
もう四月も終わりで、平成も終わるのですね。
 
また宮崎の父のことで色々ありまして、ゆっくり桜を感じる気持ちの余裕がなかった春の始まりでした。
 
父は、昨年の暮れに、施設から自宅に戻っていました。
自宅から週に2回デイサービスに通い、ひとりでリハビリがてら近所を歩いたりと順調に過ごしていまして、落ち着いてよかったと安心していましたが
 
317日に、脳動脈瘤の手術を受けました。
未破裂で見つかったのは運がよかったということですが、しかし切迫破裂の状態だから、すぐに手術したい。でも、血液をサラサラにするお薬を飲んでいるので、やめてから3日程経たないと手術出来ない。
と、このような知らせがあり、急遽、宮崎へ。
 
手術を待っている間にも、破裂の可能性があり、父は安静状態。
「破裂したら、くも膜下出血で危ないらしい。破裂前に見つかってよかった」と、父。
 
見つかったのは、右目の瞼が下がってきて、しかも物が二重に見える症状からだそうです。デイサービスのスタッフさんも、奥さんも気づいていて、血圧や手足の動きに異常はないし、瞼が下がる病気もあるけれど、病院で診てもらった方がいいねとなったようで。
 
本人も症状の自覚があり、奥さんも気づいていたようですが、やっぱりデイサービス等で関わる方たちがいてくれるのは、こういう時助かりますね。
病院嫌いで、ちょっとやそっとのことでは、動かない人なので。
本当に、運がよかったと思います。
 
開頭手術で、こぶの根元をクリップで留める手術を受けました。
無事に終え、リハビリをして、先日退院したようです。
 
私は10日程滞在し、術後の検査の結果を聞いて東京に戻りましたが、予め起きる可能性があると聞かされていたものの、術後のせん妄状態がなかなか大変でした。
ないものが見えたり、聞こえたり、手術した翌日なのに帰るときかなくて、私は病院に泊まったりも。
 
でも、いちにち、いちにち、すこーしずつよくなっていく様子を見ながら、焦りは禁物だなぁとつくづく感じましたね。
 
回復具合によっては、退院後またしばらく施設への可能性もありましたが、何とか自宅に帰れて、「家がいちばんいいな」という元気な父の声も聞くことができました。
 
まぁ、本当に色々ありますね
 
昨年二度宮崎に帰り、父夫婦の健康や暮らしを気にかけつつ過ごし、またパン屋の仕事も調理だけでなく、販売の方もやるようになったので、何かと変化が続きましたが、こう続くと、あまりうろたえなくなるものですね(笑)
 
そんな風に自分を見つめたり、気づいたり、またまたそんな時間を与えられたような気がしました。
 
やはり桜をゆっくり眺めたいと、娘と奥多摩(鳩ノ巣)の方へ行った時の写真。
カフェのテラス席からの眺めです。
ひとときでも、ゆったりとした気持ちになれました。
コメント (6)
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