娘と歩くいつものお散歩コース。
いくつかコースがありますが、目的地はコンビニです。
娘には、確かな目的が必要なのです(笑)
細い道を通り、道端の草花を眺めたり、あれこれおしゃべりしながら歩き、お寺に立ち寄ります。
娘が、なんだろ実がたくさん落ちてるというので見ると、本当にたくさんの実が落ちています。
なんだろうねと、二人で観察していたら、お寺の方が「今年はね、たくさんなってるんですよ」と声をかけてくださいました。
「鳥が食べたりはしないのですか?」と聞くと、「食べる食べる。あのね、結構おいしいんですよ」と実をもいでパクッとお口へ。
「面白い形ですね」というと、「そうそう、これね、色の濃い方を食べるの。ちっちゃい方は食べられない」と言いながら、良さそうな実をいくつかもいで、「帰って、よく洗って食べてみてください」とわけてくださいました。
「何の木ですか?」
「マキですわ。これはねラカンマキ」
気さくに話しかけてくださり、色々教えてもらって、実をいただいてありがたい。
帰って食べてみると、ほんのり甘く、淡白なお味。
「ジャムにはむいてないんですよねぇ」とおっしゃっていたけれど、確かに、という感じでした。
このラカンマキ(羅漢槙)という名前は、実の形を、袈裟をまとった高僧(羅漢)に見たてたものからつけられているそうです。
ヤブランも咲いていました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます