はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

声をかけられると、ほっとするよ

2016-08-23 17:58:48 | 日記

 

先週、「はなはなひろば」に新しい親子が来た時のことです。

初めてのひろばはどのママたちも緊張した思い出ががあることでしょう。
顔見知りがまったくいない中に入っていくのは、とても勇気のいることですものね。
この日、とてもよい風景を見させてもらいました。
すでに、ひろばにいたMさんが、初めての親子のところへ寄っていって、「私も初めてひろばに来た時、とても緊張しましたよ。」と、声をかけてくれました。
きっと初めてのママはホッとされたことでしょう。


「はなはなひろば」のスペースはそれほど広くないので、そこに何度も来ている親子がかたまりを作り、、盛り上がってしまうと、1人で来られた親子はその輪の中には入りづらいものです。
そんな時、Mさんのような気配りをしてくれる人がいて、ひと声かけてくれるだけで、ひろば全体が和むのですから、とてもふしぎだと思いませんか。
せっかく、いろいろな人と交流ができるる場でもあるひろばです。ひろばにいる間にいろいろな人と話ができるとよいなあと思いました。
                  M


夏休みが終わって…・

2016-08-21 15:08:16 | 日記

ひろばの夏休み開けの8月18日(木)は、オープンと同時に1組の親子が来てくれました。
スタッフは、洗濯したシーツやタオル、そしてそれぞれの家で干してきた布団などの整理を大急ぎでして、出迎えの準備を整えました。
その後、三々五々に親子がやって来てくれましたが、久しぶりに会う子どもたちの顔を見るのはとてもうれしいことでした。たった1週間なのに、背丈がとても伸びていたり、言葉数が増えていたりと、その成長振りには目覚しいものがありました。
こうしていつものひろばが、スタートしました。

話は変わりますが、昨夜「はーとねっと」というTV番組を見ていたのですが、この日は認知症の人を対象にした施設のことが取り上げられていました。
世間では多くの人が、認知症になったら何もわからなくなり、何もできなくなってしまうと思っているが、そんなことはないのだとそこの職員の方が言っていました。
その施設では毎朝、今日何するかをみんなで話し合うのだそうです。
やることがそれぞれ決まったら、スタッフは先回りせず、その人のペースに合わせ、やり終わるまで辛抱強く待ち、出来上がったときの喜びを味わえるようにしているのだそうです。どうしてもうまくいかないときだけ、スタッフが支援に入るということでした。関わる人にはとても忍耐のいることですが、入所者は、生き生きと動き、会話をしていました。

これを見ながら、子育ても同じだなあと思いました。人の支持を待ってから動こうとするという日本人にありがちな行動から抜け出し、自分がどうしたいかをはっきり意思表示できる様な一人ひとりになっていくために、子どもの気持ちを大切に受け止めてあげ、大人が先回りせず、すぐに指示を出してしまうのではなく余裕を持っての向き合い方ができるとよいなあと思った、夏休み開けのスタートでした。                            

                                                      M

 


ひろばも夏休み

2016-08-10 13:46:09 | 日記

8月11日(木)~17日(水)まではなはなひろば夏休みに入ります。

ここのところ急に暑さが増し本格的な夏に入り、体が思うようについていかないところもありますよね。くれぐれも熱中症などにかからないように気をつけてください。

ベビーカーに乗っているお子さんはアスファルトの熱を大人より間近に受けているので、40℃を越えるそうです。気持ちよく眠っているからと安心はできませんよ。水分補給も忘れずに!

スタッフ一同、ちょっと体を休めさせていただきます。また18日(木)にひろばでお会いしましょう。


ママ行って!

2016-08-01 14:31:10 | 日記

ひろばに小さいころからやってきていたMちゃんがある日“ママ行って!”とひろばにやってくるなり声を掛けていました。どうしてそう言うのかな?Mちゃんはママがお昼のお弁当を買いに出てほしいのだそうです。ママの目の行き届かないところで思う存分遊びたいという冒険をしてみたかったのかもしれませんね。それまでは、ママの存在は絶対のもので、“ママ命!”という状態であったのが、少しずつ独り立ちへの一歩を踏み出そうとしているのかもしれません。すばらしい成長ぶりではありませんか!

子どもたちは大人がいくら腕の中に抱え込もうとしても巣立っていくときはあるのです。大人はふっと寂しい気持ちにおそわれてしまう場面が出てくるでしょうが、それを嬉しいなと思えるといいですね。

子育ての第一は、子どもたちが立派に1人立ちしていくステップを、大人が上手にサポートしてあげられることでしょう。大人たちはどうしても子どもと離れがたくて、余分な干渉をしがちですが、Mちゃんのようにはっきりした言葉として出せるような子はすごいことです。

まだまだ時にはしっかりと抱きかかえてあげることも必要ですが、よく我が子の様子を見て、時には関わり方をあんばいできるといいなあと思いました。

Mちゃん、これからきっともっともっと頼もしい場面を見せてくれるかもしれませんね。            M