はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

こんな嬉しい感想をいただきました

2014-11-27 14:31:56 | 日記

11月15日(土)のはなはなひろば開設8周年記念わくわくコンサートに参加してくださった方から同時に偶然のように同じようなメールがをいただきました。とても素敵な内容でしたので抜粋で転載します。

今年も貴重な生演奏を間近で聴きながら、お子さん達が可愛らしく手をたたいて踊ったりというリラックスして楽しんでいましたね。微笑ましかったです。

ママさんには癒しのひと時だった思います。

~略~

皆さん素晴らしい演奏だったのですが、お二人目の小柳拓人さんはピュアな音色が心に響く、とても素敵な演奏でした。自然に涙が溢れ、ごそごそハンカチ出していたら、隣でも、同じ気配が…Kさんも同じタイミングで号泣をしていたので、顔を見合わせ笑ってしまいました。

(Tさんから)

先日はわくわくコンサート有難うございました。
タイトル通りわくわくして聴かせて頂きました。
私もTさんも友達もとっても感動して聴かせて頂きました。
特に、お母さんと演奏した男の子のピアノとフルートに感動して、涙が出てきました。
音楽って本当にステキです。
~略~
はなはなのコンサートは子ども達に生の音楽を伝えられるのでホントにステキです。
いつもステキな音楽ですし♪

はなはなでステキな音楽を聴かせて頂いたので私達にもはげみになりました。

(Hさんから)


失敗から学ぶこと

2014-11-25 11:48:11 | 日記

ひろばで子どもたちが、いろいろな遊びをします.

月齢によって遊び方は違いますが、好奇心のかたまりである子どもたちは、大人が思いもしないような遊び方を考え出し、それを楽しみます。

その中には大人がつい“あぶない!“と言ってしまうようなこともおこりますね。そうすると、大人はどうしてもすぐにその危険を取り除いてしまうことが多くあります。そのいちばんは、その場でその遊びをさせなくしてしまう。そうすると、子どもたちはだんだん危なさに鈍感になってしまいます。危険を排除してしまうのではなく(たとえば、今、公園などからいろいろな遊具をなくしていくなど)危険はどんなに排除してもなくならないと考え、その使い方、遊び方をしっかり大人が教える、アドバイスするなどをし、子どもたちがいろいろな遊びに向かえるようにしてあげることのように思っています。

    

こどもたちは成長していく過程で様々な危なっかしい遊びに挑戦しようとします。大人はそれを見ていて(ここが大切!)ほんとうに危険でなければ、その遊びをやらせてあげる。子どもたちは最初はうまくいかず失敗もあるでしょうが、何回か同じことをやっていくうちに、遊び方を工夫するように知恵をさまざまに働かせ、必ず成功させるものです。ほんとうに危険でなかったら大人は口数を多くしてその場に臨まず、じっと見ていてあげることも必要です。きっと大人はひやひやするでしょうが(当の子どもたちはもっと緊張感の中にいます)、必ず子どもたちはやりあげます。その達成感を味あわせることがつぎへの挑戦に繋がり、力強い意志を持つことができるようになるものです。

ひろばのスタッフは子どもたちがやっているさまざまな遊びに、じっと目は向けていますが、できるだけ夢中になっている子どもたちには声をかけないようにしています。

遊びをやり切れるようにしてあげたい。失敗しても、何度も立ち向かっていることに心の中で“がんばれーっ!”と声をかけながら見守ってあげようとしています。できたらおもいっきほめてあげようと思っています。大人はこどものやるに任せてしまうのではなく、目だけは決して離してはいけませんよ。

                 M


大盛況

2014-11-20 14:29:24 | 日記

11月15日(土)

「はなはなひろば」開設8周年記念コンサートを生麦地域ケアプラで行いました。たくさんの人たちが来て下さり、ホールいっぱいになってしまう盛況ぶりでした。

1時間余りをピアノやホルン、フルート、バイオリンと様々な楽器の演奏と、すてきな歌とがありましたので、きっと会場の方々が親しめる会になったのではないかと思います。子どもたちが楽しめる歌や演奏もありました。

また、障害を持っていても音楽大好きな人たちがおられることを身近で知る良い機会にもなったのではないでしょうか。

ひろばは9年目の活動に入ります。これからもたくさんの親子がひろばに足を運んでくれることを願いながら、スタッフ一同で、心をこめて運営していこうと思っています。

ちょっと家の中で、詰まってしまったとき、「はなはなひろば」に行こうかなと思ってもらえるような、そんなひろばの存在であれたら嬉しいです。
イベントにも、ぜひ参加して下さいね。


読書の秋ですね

2014-11-18 11:07:25 | 日記

  

だんだんに夜の時間が長くなっています。

そして季節も暑くもなく寒くもなくという、とても過ごしやすい時となっています。

冷暖房も必要ない部屋の中で、大人もこどもも落ち着いて時間を使える時ではないでしょうか。

そんな時、本を読んでみるのはとても良いのではありませんか。子どもたちの成長を促すのに文字を、数字を、英語をと考えがちですが、0歳から本に親しむのはそれらを学ぶ以前の大切な心を育てることになると言われています。じっとしていないから、ページをペラペラ自分で勝手にめくってしまうから、興味を示さないからなどなどと大人は言ってしまいそうですが、根気強く付き合ってあげれば習慣付いていくものです。習慣付けるとは子どもの生活の中に本を読みあう時間を作っていくことではないかと思っています。たとえば寝る前にどんなに忙しくしていてもちょっとした時間を取って必ず読んであげるとか・・・・・。テレビをしばらく消して、読む時間を作ってあげるとか・・・・・。

そんな中で、その子によって好む本が出てくるかもしれません。何回も何回も同じ本を読んでとせがむ子がいるかもしれません。

そのどれもに大人は付き合ってあげながら、他の本への目が向けられていくものでしょう。

本に親しまなくてもこどもたちは成長していきます。でも、子どもたちの世界の広がり様は読んできた子と、そうでない子とでは、大きな違いが出てくるのではないかと思えるのです。感受性・想像力。ことばの多様化などなど、ほんから受ける力は確かなものがありそうです。

大人が意識して読んであげることをしないと、子どもたちには本を読むという生活習慣は出てこないでしょう。

M