はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

夏休みが終わって…・

2016-08-21 15:08:16 | 日記

ひろばの夏休み開けの8月18日(木)は、オープンと同時に1組の親子が来てくれました。
スタッフは、洗濯したシーツやタオル、そしてそれぞれの家で干してきた布団などの整理を大急ぎでして、出迎えの準備を整えました。
その後、三々五々に親子がやって来てくれましたが、久しぶりに会う子どもたちの顔を見るのはとてもうれしいことでした。たった1週間なのに、背丈がとても伸びていたり、言葉数が増えていたりと、その成長振りには目覚しいものがありました。
こうしていつものひろばが、スタートしました。

話は変わりますが、昨夜「はーとねっと」というTV番組を見ていたのですが、この日は認知症の人を対象にした施設のことが取り上げられていました。
世間では多くの人が、認知症になったら何もわからなくなり、何もできなくなってしまうと思っているが、そんなことはないのだとそこの職員の方が言っていました。
その施設では毎朝、今日何するかをみんなで話し合うのだそうです。
やることがそれぞれ決まったら、スタッフは先回りせず、その人のペースに合わせ、やり終わるまで辛抱強く待ち、出来上がったときの喜びを味わえるようにしているのだそうです。どうしてもうまくいかないときだけ、スタッフが支援に入るということでした。関わる人にはとても忍耐のいることですが、入所者は、生き生きと動き、会話をしていました。

これを見ながら、子育ても同じだなあと思いました。人の支持を待ってから動こうとするという日本人にありがちな行動から抜け出し、自分がどうしたいかをはっきり意思表示できる様な一人ひとりになっていくために、子どもの気持ちを大切に受け止めてあげ、大人が先回りせず、すぐに指示を出してしまうのではなく余裕を持っての向き合い方ができるとよいなあと思った、夏休み開けのスタートでした。                            

                                                      M

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿