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871piano工作室

ピアノ調律修理が本業。
趣味の凧や工作の話題など。

三線の調整

2009年06月15日 06時36分14秒 | 三線
もう一年くらい弦を替えてないので、外したついでに、
以前歌口の材料を竹で作り、弦間隔も少し広いめにしていたのが、
ちょっとしっくり手に合わなかったので、また材料と間隔を変えようと、
道具箱をがさごそ探した。



写真は楽器の修理や装飾用にストックしている材料で左から、
べっ甲、象牙、セルロイド、アイボプラスト(スタインウェイの白鍵材)



その中から、べっ甲の端材を使ってみよう。



ちょうどいい幅に切断、右は以前の竹仕様品。



溝にピッタンコはまるようにやすりで調整。



弦溝を掘り、細かいペーパーで磨き、コンパウンドで艶出し。



三線屋のオヤジになったつもりの僕。(ヨメ撮影)



出来上がり。



弦の結び目は、腕にちくちく当たらないようにしました。

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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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をを~! (ごんぞ)
2009-06-15 16:58:22
かっこいい!

歌口(ギターではナット)材料といえば、牛骨、象牙、TASQ(人口象牙)、黒檀くらいしか思いつきませんでした。

べっ甲にして音は変わりました?
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もちろん (871)
2009-06-15 20:14:53
ごんぞさんよくご存じ。
音も感触も良くなりましたよ。
牛骨は削ると歯医者さんに行った時のような、
不快な臭いが漂い硬いです。
べっ甲は適度なしっとり感もあり、
まー高さとか新しい弦だとかいう要素もあるんでしょうが、すごく弾きやすく、音も落ち着いたような気がします材料おわけしますよ。
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Unknown (ごんぞ)
2009-06-16 18:53:16
今度ください。
三味線屋に持って行ってみたいです。
(愛器のメンテは三味線屋に一任していますので)
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もちろん(2) (871)
2009-06-16 20:50:44
ごんぞさん、
何年もほとんど使わないままになっていた材料です、ピックや爪にも流用出来るかなーと思います。

送りましょか、それか近いうち仲順さんに持って行きましょうかね。
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Unknown (ごんぞ)
2009-06-17 12:59:23
う~ん、
送ってもらったほうがいいかもです。
大正の奥まで、わざわざお運びいただくのも恐縮ですので。

住所はメッセージ送りますm(_ _)m
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了解しました (871)
2009-06-17 14:12:10
ごんぞさん、メールで送り先教えて下さい、お送りいたします。
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べっ甲とはねぇ! (かみじー)
2009-06-19 17:55:27
象牙や鹿の角などは聞きますが、べっ甲とはねぇ。
その発想に驚きました。
先日のお稽古の時の三線がそれだったんですか?
次回のお稽古でじっくり聞かせてくださいね。
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いえいえ (871)
2009-06-19 18:50:23
かみじぃ、わざわざべっ甲を選んだり探したりじやなく、たまたまどこの家庭でもころがっているものを利用しようという(普通ないか)ので、あったから使ってみただけです。今度弾いてみてご意見下さい。
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