ハムぞーの「職業野球研究所」

~プロ野球がある風景を楽しむ。そんな話をぼちぼちと~

日産自動車硬式野球部@京セラドーム 11・19

2009-11-26 06:35:58 | カラーグラビア・球場編
さてさて読者の皆様。
浜っ子ちっく@ハム研関東です。

かねてより応援していた
日産硬式野球部の最後の戦いを見守るべく
一日だけですが、
京セラドームまで行ってきました。




夕闇せまる、京セラドーム
(この日は18:00からの試合:所長)



今年で36回を数える社会人野球日本選手権
甲子園→GS神戸→京セラドームと
開催場所も移り変わっています。




湘南の海風に日産の旗が、
一際なびいているように見えました。




試合開始を前に
気勢をあげる日産応援団。
もちろん関東の応援団メンバーが
駆けつけています。




さあ、試合開始です。
(ホームベースをはさんで一礼が新鮮
 握手するのはマスコットガールのおねいさん:所長)




三塁側に陣取る
日産の横断幕。
「日産の4番、神奈川の4番」
小山豪さんの幕も。




応援看板のフォントが
なんとも時代を感じさせます。
(年代モノかな?:所長)




一回戦はトヨタ自動車にサヨナラ勝ち。
今回の相手は地元の強豪、
松下電器改め、Panasonic。
(2階席の電光掲示板は何故か、2台ともパナ表示
 貸しきったのかな:所長)


 

社員の皆様、おつかれさまです。
(仕事帰りかな:所長)




日産が初回先制。
一度は逆転を許しましたが、
集中打で再逆転。




勝利の場面を観ることができました。
(終盤の秋葉投手がガッチリ抑え、逃げ切り:所長)




翌日の三回戦、
エース石田を立てて日本通運を撃破。ベスト4進出

翌々日は、新興JR九州を相手に
延長タイブレークまでもつれるも
健闘及ばず、敗れました。




さて個人的な話になりますが、
そもそもなんで
日産硬式野球部を観るようになったというと・・・・


きっかけは
湘南シーレックスとの交流戦でした。
(どちらも追浜に本拠を置く関係から
交流戦を持つ間柄:所長)



こんな感じ



エース石田の小気味いいピッチング。
4番小山の豪快なバッティング
(一塁の守備もウマい)
遊撃四之宮の華麗な守備。

社会人野球を観始めて間もなく、
まさにピタっと自分にハマった感じでした。
それから数年、
都市対抗神奈川県予選→湘南交流戦→都市対抗野球の流れで
楽しく観戦してきました。


今季限りで休部との報を聞いてからは、
可能な限り球場に足を運びました。


・都市対抗神奈川県予選@横浜スタジアム
・「横須賀ダービー」対湘南シーレックス戦@横須賀スタジアム
・都市対抗@東京ドーム
・日本選手権予選@保土ヶ谷球場
・日本選手権予選@大田スタジアム
・日本選手権@京セラドーム


休部とは発表されていますが、
残念ながら事実上の廃部です。
来年は他のチームでプレーする選手もいますし、
社業に専念する選手もいるでしょう。
(今年のドラフトにかかった選手がなかったのは
大変残念です:所長)


参考までに
日産硬式野球部出身の現役プロ野球選手

堂上隼人捕手 (ソフトバンク)
野上亮磨投手 (西武)
川越英隆投手 (ロッテ)

押本健彦投手 (ヤクルト)
梵英心内野手 (広島)
青木高広投手 (広島)
三橋直樹投手 (横浜)
高崎健太郎投手(横浜)



当時の押本投手
(ユニは今と違うけど
 胸の「青い鳥」はしっかりと:所長)



今年のチームスローガン
"熾烈・覚悟"
すべては一人ひとりの意欲から始まる。
掴み取れ 光を放て日産野球



日産硬式野球部は今年で休部しますが、
50年の歴史とともに永遠に
光を放っていくことでしょう。



ここからは「世界の恋人」こちらをBGMに
ご覧下さい。



山なみ遠くはれて




あなたを呼んでいる




さわやかなそよ風




きらやかな青空も




夢と希望をのせて




はしりゆく




日産その名はいま




世界の恋人




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2 コメント

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日産 (ハムぞー)
2009-11-29 08:45:49
「コストカッター」カルロスゴーン社長が日産に乗り込んできたとき、
野球部は「すわ廃部か」と言われたものの
都市対抗での応援に感動し、存続したのですが
今回の不況には勝てなかったか・・・

野球ファン視点では
「日産スタジアム」のネーミングライツを止め
(今更社名宣伝しなくても・・)
野球部にまわしてほしかったところ。

何とかクラブチームでもダメですかね??
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ハムぞー所長 江 (浜っ子ちっく)
2009-12-02 00:24:33
そもそも、企業が社会人野球に取り組むのは
社員の士気高揚、団結が目的です。
みんなで応援したり、社歌を歌ったりするのはそのためです。

この時世、今までの考えでは通用しなくなってきているのか・・・。
同じ費用がかけるなら別の手段で・・・ということになったのでしょう。

私に社会人野球の楽しさを教えてくれた日産硬式野球部に
たくさんのありがとうを言いたいです。
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