妄想族戦闘記

乳癌になっちまったよ。
この世の平和のためにキャンサーバスターとして立ち上がったおばさんの冒険記??

母のショートステーを考える…

2012年03月31日 | 仕事

実に難しい…本来なら自分の勤めている法人でショート頼むんだと思う。

 

我が職場は10年ほど前 身体拘束0で 常に介護される側の視点での大改革を行った。

 

栄養士って一人が多いので 離れた目線で介護や看護の仕事が見られ 上から目線や言葉づかい…

笑い者にしていたり 奇異な行動には写真まで撮って記録…全てが嫌でずっとずっと疑問に思っても

多職種には多勢に無勢 尚且つ年齢も若かったので言ったら10倍返しの世界でが

とある事がきっかけがあり全てが変貌し 少しは他より自慢できる施設になった。

 

がっ…さすが25年近く勤め 呆けた母を預けることでわが身全てが裸にされる気がして

違う施設へと母のショートを依頼していたのだ。

 

27日母が5泊のショートを終了し仕事終了後ある施設に迎えにいくと…

 

施設の担当の方が母の腕が腕をひねり腫れているって事を説明してくれた。

 

何でも 夜トイレに行くのに転倒が怖いので入ると拒否し

騒いでもめて 気がつくとひねっていたと…まあ どんな状態かは大体想像できる。

 

被害妄想が昔からある人だから…そう、悲劇のヒロイン化しちゃう奴なのだ…

(だから私とは合わないのよね)

 

何でも別れた旦那がお金をせびりに来てやられたとも言っていたらしい…がっ…

 

別れた旦那って…???誰???母は父に死に別れてはいるが それ以外は私は知らないし

ありえないので 後で聞くと あんたの親と答えた… おい、それは死に別れたテッチャンだろ(親父)

 

しかもお金の管理は自営業の 父がしていたから…余計ありえねぇ…なんじゃ??

 

 

 

真夜中なれない場所で 男性が介助に入れば まぁ~クリアな人でも怯む場合があると思う。

 

 

玄関で待つと出てきた母は 何時もの顔ではなくビックリするほどの険しい顔をしていた。

 

…あららららら…穏やかでいてもらいたいから ずっとデイのみで頑張ってきたが

私も疲れ 私が不在の時 息子や弟達が援助していたが彼らも疲れショートに

踏み込んだが…良かれが悪い方向になってしまった。

 

 

母はシャント手術して 排尿と歩行はある程度改善したが 認知は兄の死などで悪化の一途

そのうえ 人の手助けは嫌で 性格的に這ってでも自分で行きたいという人である。

 

きっとで 暗い中大きな男の人がヌッと現れ 怖かったに違いない。

後日、本人は殺されると思ったので 殺さないでと大騒ぎしたといっている。

 

(私は 何時死んでもいい、薬飲ませて殺せって脅していたから 別に怖くないんじゃないの?

騒ぐのはおかしいよと突っ込んで聞いてみたら 殺されたくは無いと言っていた。)

まあ、作話 幻覚 幻聴の世界にいるので 言っていることはコロコロ変わり

果ては駅で引ったくりに会いひねられたまでに行き着いた。

 

 

施設側としては もし、転倒し、大腿骨骨折など起されたらと、安全性を考えてくれていた

とも思うが…大きい怪我はしなかったが小さな怪我と大きな心の痛手があったみたいだ。

 

実は家に戻ってきて 体中が痛いと訴え 動きが緩慢にナリ 夜中のトイレが

毎日間に合わなくなって失禁を繰り返し自信を失ってしまい 認知度が悪化してしまった。

 

次回からはその施設には悪いが やはり自分の勤める法人に依頼することにし

ショートの顔見知りの相談員と面談となったが … 

今回の事故の件に関して 無理やり手を出さずに見守りで対応していればと

言ってもらい あっ… 

目からウロコって…こんな感じ…やはり 始めから頼べば良かったか…

(でも…後だから言えるって事もあるな)

 

 

私個人が職場の中で恥ずかしいという 変なプライドが邪魔をして

母に最適な施設は何処ということを分かっていても 依頼出来なかったって

浅はかさを感じてしまった…

 

部長が お母さんは介護はプロに任せ 貴女は他のお年寄りの栄養の事を考えればいいわよ。

と私につぶやいた…今回は まぁ~任せてみるかな。

 

あの母親を大人しくできるって保障は わが職場でも未知な世界でもあるからな

 

オソルベシ…わが母 麗子…