ハンマーがふりおろされる、ような希ガス

客観は少数の確信犯が作るわけですよ

市町村合併で亡くなったもの・・・佐野市非核・平和都市宣言

2006-08-06 02:50:00 | 平和と反ファシズム

ここ数年おこなわれてきた市町村合併には、(1)吸収合併と、(2)新設合併(対等合併)があります。吸収合併は中心となる自治体に周辺の自治体が吸収され、中心となる自治体での慣行や蓄積がすべて引き継がれる。当然、実務的にはこちらのほうが楽。

新設合併ではすべてリセットされるので、実務は大変、担当者が過労死するような事態も(これも佐野市の例)

* * *

ここで特に今日が8月6日であることに絡めて1点指摘したいのが佐野市の非核・平和都市宣言についてです。佐野の合併は旧佐野市・田沼町・葛生町の3自治体によるもので、新設合併であったため、前述のとおりこの宣言についてもリセットされ、白紙になってしまったのです。

ぶっちゃけどうでもよい宣言文であれば、別に無くなってしまってもかまわないのですが、特に佐野市の宣言文は、策定者の強い思いが感じられる感動的な文章なので、ひきつづき残しておいてほしい、歴史的な文書として残しておいてほしいというのが私の気持ちです。

* * *

(今は無き)佐野市 非核、平和都市宣言

核は地球を灰にする。
もはやそこに国境はない。
心のふる里もない。
我々は知っている。
二度の体験から
核の巨大な破かい力を。

我々は祖先から、
この平和で青い地球を
受けついできた。
そしてこれを子孫に
渡さなければならない
責任をもっている。

核は地球を灰にする。
もはやそこには持てる国
持たない国の差はない。
ただ全く生物のいない
灰色の空間が
広がっているだけだ。

佐野市民よ立ちあがろう。         
世界中の人びとと共に
この地球上から、
全人類の敵である
核をとり除こう。
地球を第二の月にしないために。

この市民の切なる願いを
非核、平和都市佐野市の宣言とする。
 
  1985年12月12日
  佐野市

* * *

ちなみに、栃木市・小山市は↓を参照。

http://www.nucfreejapan.com/sengenbun/totigi_si.htm (日本非核宣言自治体協議会 佐野が抜けてる現在のもの)

http://web.archive.org/web/20040528233151/http://www.nucfreejapan.com/sengenbun/totigi_si.htm (Wayback Machineのアーカイブ)

小山市の米ソ冷戦の状況を具体的に書いた部分なんか特徴的ですよね。佐野や小山に比べ栃木市のはあっさりしすぎ・・・

* * *

佐野市議会でも議論になっているそうです。
http://www.ekip.net/keiko/gikai/2005/200509_ippan.html
田沼・葛生でも非核平和自治体宣言をしていたので、「新しい宣言」を作っていく方向とのことです。まぁそれでもいいんだけど、個人的には上記の感動的な文章をうまく引用してほしいなぁ(佐野市民じゃないのでなんともいえないですが・・・)


自治基本条例についてあれこれ

2006-07-15 21:52:26 | 平和と反ファシズム

自治基本条例を制定する自治体が増えています。しかもその制定には行政だけでなく広範な市民を招いて検討委員会で1年とか2年とか議論をして作っているのです。なぜ、手間ひまをかけてそのような条例をつくるのか?

そもそも自治基本条例とは何か?まずこの先駆者であるニセコ町の条例(pdf)を見ていただきたいんですが・・・ようは、自治とはなんぞや、特に住民自治とは何ぞや、ということを、わかりやすく明示したもの、宣言したものです。

実は、住民自治の考え方について規定しているのは、「日本国憲法」の地方自治の章だけしかなかったんですね。

戦後しばらくは、戦前の中央集権国家をひきづっていたこともあり、市町村の役割も国で決められたことがほとんどだったのですが

昨今、地方分権がいわれる中で、自治基本条例というものをつくって、まちづくりの目的、市民参加、議会のあり方など、市民全体が共通認識を持って参加していこうというわけです。(逆に失礼な言い方をさせてもらえれば、いまだに民主主義が根付いていない日本においては、そういうふうにあらためて明文化しないと、自治というもの、民主的な運営というものがわからないんかなあ・・・という気はしているが・・・まぁそれについては議論がややこしくなるのでここではおいといて)

私の住んでる基礎自治体では、この手の条例はないのですが、別になくてもいいんかなぁ・・という気もしています。いまさらつくっても結局ニセコ町の猿真似になってしまうし・・下手すると10年後あたりにはまた市町村合併という話になって、条例制定の苦労はまったくの無駄になってしまうという可能性もあるし・・・「いままで積み重ねてきた、市民憲章やら、平和自治体宣言やら、そういったものの蓄積が私のところの自治基本条例です!」というスタンスでよいのでは?

* * *

まぁ、なんで突然こんなことを言い出したのかというと、最近このブログでもよく登場する「悪い先輩」が「問題だ!」とつぶやいていたからで

「どこが問題なんですかぁ」と聞いたら

悪い先輩「この芳賀町の条例(pdf)、見てもらいたいんだけど、住民の定義に『法人その他の団体』も含まれてるのよ。ふつう自治の権利の主体は自然人だけじゃないのか?」

俺「・・・考えすぎだと思いますが・・“NPOや企業もまちづくりの一翼をになう”とかそういう意味だと思うんですが・・」

悪い先輩「住民投票で法人にも投票権を与えるそういう方向にもつながりかねない」

俺「そうなったら確かに問題ですね・・・そのうえ“ホンダ様”は住民1000人分の権利があるとか言い出したら大変ですネエ。でもさすがに実際住民投票で法人にも投票権があることにしたら、各方面から“それはおかしい”と問題にされるでしょうけど・・・」

悪い先輩「まぁ注意して見ていくして必要がある」

といったやり取りがあったのです・・・まぁこの議論は「そりゃ先輩の考えすぎだよ」という感じだけど、自治基本情勢について勉強するきっかけになりました。

* * *

森教授「札幌市の自治基本条例はやり直せ」。

2-5-1-0 入門・自治基本条例論 田中孝男

自治基本条例を許さない国民の会(←こんな過激な会もあるそうです・・あとちょうどタイムリーに四国中央市の自治基本条例の外国人への住民投票制度の導入が、保守派のモーレツな抗議で撤回されたそうです。まぁ保守派は住民投票という仕組み自体嫌ってるようだが・・・これについても後ほどコメントしなきゃなぁ・・)


大平山麓9条の会

2006-07-02 00:26:34 | 平和と反ファシズム

1日大平山麓9条の会の講演会が栃木市文化会館で行われました。

所要のため行かなかったんですが、小森陽一さんの講演聞きたかったな・・

たまに頭のいい人の話を聞かないと、私の脳もすっきりしないのです。

* * *

こういうのに熱心な知人に様子を聞いてみたら、なんでも400人主要の小ホールいっぱい来ていたそうで大盛況だったそうです。

俺も「良かったですねぇ」と言ってあげたんですが

「でも若い人が少なかったのよ、やはりあなたみたいな若い人が会に入らないととダメよ!」

とオルグられてしまいました(ヤブヘビ・・・・)

* * *

 太平山麓九条の会が発足記念集会  【栃木】戦争放棄と戦力不保持を掲げた憲法九条を守る活動を展開する「太平山麓九条の会」の発足記念集会が一日、市文化会館で開かれた。  思想や信条、宗教の違いを超えて現在の憲法九条と日本国憲法を守り抜こうと全国各地で結成が相次ぐ「九条の会」の一つ。栃木市、大平、都賀両町の住民十六人が呼び掛け人となって、市民有志の団体として発足した。代表は大正大名誉教授の斎藤昭俊さん。  約三百五十人が出席した発足記念集会は、小森陽一東京大教授が「イマジンは平和の響き、憲法九条は平和の砦」をテーマに講演。小森教授は「言葉で問題解決していくために、想像力を働かせ、自分の言葉で九条の大切さを周囲に語り掛けて」と呼び掛けた。  また、自民党の新憲法草案に対する狙いと本質や、憲法九条が世界で果たしている重要な役割などについて解説した。 (下野7/2http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/060702/news_8.html


たまに栃木市が話題になったと思ったら・・

2006-06-30 23:10:14 | 平和と反ファシズム

 日々しんどい。うっとおしい世間を忘れたい。週末のアジサイの具合はどうだろうなぁ、と、検索してたら、マチコの日記なるページの「つくる会の内紛」の記事にたどり着いてしまいました。今はホント頭、使いたくないというときに・・

 何しろ、栃木市の教育長が八木派イベントの発起人に名前を連ねていたのにはビックリ。もういろんな思いが錯綜する。「公職につく立場として遺憾。いかにも軽挙である」とか紋切り型の批判をするのもなんか違う、俺っぽくない。

 一昨年、佐藤教育長が着任し、今まで市の教育界を牛耳っていた保守系某氏人脈の影響を排除、この腐った保守系教育界を一掃してくれるものと期待していたら、気づいてみたら同じ穴のムジナだったんだなぁ・・と、心底がっかりです。

 日の丸君が代は当たり前、一番最後まで中学校で丸刈り強制していたのも栃木市、俺が中学のころは体育祭で軍隊式の行進までさせられた・・(校長の前を通るときは「カシラー右!」とかやってたんだよ・・さすがに今はやめたみたいたが)。いい教師・熱心な教師もいたけど、無能・無気力だったり、突然キレはじめたり人格が破綻していた教師も多かったなぁ・・・今にして思えばよく俺も自殺に追い込まれたりせずに卒業できたなぁ・・・と思う。究極的には学校教育には期待できないと、そういうレベルまで来てるんかなぁと・・ 

 あれなんだか支離滅裂だな。まぁいいや。もう寝ます。


トロを食ってゲロはいた・・

2006-06-26 00:40:42 | 平和と反ファシズム

小学校のころ読んだマンガで

家族で寿司屋に行ったはいいものの、子どもが「父ちゃん、それトロだよ」と言うセリフとともに、父親が店の中でゲロはいてのた打ち回って、さぞかし寿司屋は後始末が大変だったろうなぁ・・

 という印象に残っていたものがあったんだけど・・誰のどのマンガだったか忘れてた・・

白土三平氏のマンガだったんですね・・しかも、父親がトロを食えない理由というのがまたすさまじいトラウマで・・・・・ここらへんも読んだはずなのに、意識的に忘れていたのようだ

ビッグコミックススペシャル ビッグ作家 究極の短編集 白土三平集 全1巻

収録の「戦争」という短編です。(今日は俺もがんばってネタばれを避けようとしたが・・このタイトルで半分はばれてしまう・・・)


夕凪の街 桜の国 映画化

2006-06-21 03:05:28 | 平和と反ファシズム

ようやく公式に映画化が発表されましたね。どうもこの映画の関係でわが町にもロケハンが来ているらしいと聞いているのですが、そのうち撮影に来るのかな・・この作品に限ってはエキストラでも何でも協力したいという気分になっています。

* * *

こうのさん作「夕凪の街」映画化 '06/6/20(中国新聞)

 ▽下関出身の佐々部監督 8月広島ロケ

 広島市西区出身の漫画家こうの史代(ふみよ)さん(37)=東京都中野区在住=の広島原爆をテーマにした話題のコミック「夕凪(なぎ)の街 桜の国」が、映画化される。下関市出身の佐々部清監督(48)がメガホンを取り、今夏に広島市内でロケがある。

 単行本は二〇〇四年十月に出版。文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞などを受賞した。広島で被爆した女性の十年後を描く「夕凪の街」、一九八七年と二〇〇四年の東京を舞台に被爆二世の姉弟らが主人公の「桜の国」の二部構成。日常を淡々と描く温かい筆致が、若い世代らに共感を呼び、現在約十七万部、韓国やフランスなどで翻訳版も出ている。

 佐々部監督は、「半落ち」で〇四年度日本アカデミー賞作品賞を受賞。監督が所属する東京の映像製作会社などが映画化に踏み切り、キャスティングを進めている。一九五五年の広島の街を再現したオープンセットを埼玉県内につくり、七月二十日にクランクイン。八月十日から広島ロケをする。来年夏に公開予定。

 ロケハンで今月、広島市を訪れた臼井正明プロデューサー(41)と佐々部監督は「被爆の記憶を引き継ぎ、明日に向かって希望を持って生きている主人公。現代の家族のきずなの物語として丹念に描きたい」と語る。

 こうのさんも「佐々部監督から漫画のキャラクターに何度も会いたい気持ちになるような映画を撮りたい、と聞いた。世界の人に一層親近感を持ってもらえれば嬉しい」と歓迎する。(円山文雄)
 


実際に「桜の国」に行ってきた人がいたそうな

2005-12-28 03:17:49 | 平和と反ファシズム

わしももう2回ほど取り上げて、各方面にTB飛ばしまくっている「夕凪の街 桜の国」


KAIGAN:『桜の国』の舞台を訪れる


をごらんいただきたいのですが、実際に「桜の国」に行かれたそうです。


写真つきのレポート、必見です。


* * *


ワシも絶対サクラの季節が来たら行くしかないなと思ったわけです。


(そういえば今まで西武新宿線って乗ったことがないな・・・)


* * *


そういえば職場の「悪い先輩」が、是枝監督の「誰も知らない」の子ども達が住んでいた西巣鴨のアパート(ロケ地ではなく、実際に事件があった)を見てきたという話をしていたことを思い出しました。「今どうなってるんですか?」と聞いたら「いや、普通にアパートがあって、誰か住んでるよ」とのこと。「へぇ人が死んでるのに住人がいるってのがすごいですね。ひょっとしてあの子どもたちが住んでるんでしょうかね。」「いやそりゃねーだろ」・・・・・(「悪い先輩」は写真とか取ってこなかったのですが、さすがに写真とってきても、このアパート探訪期をブログでレポートしたりするのはまずいだろうなぁ)


* * *


BlogPeople


「夕凪の街 桜の国」のトラックバックピープルの試みについてはこちらを参照→ http://apples.eek.jp/blog/log/eid338.html


靖国神社は“放置”の態度で

2005-10-17 22:28:37 | 平和と反ファシズム
 前にも書いたけど、ぶっちゃけ“「中国」「韓国」が反対しているから靖国参拝はいけない。”という議論がそもそもおかしい、

 すばり日本人として反対しなきゃならない問題なのよ。
 特に靖国神社はこれまでの政治的な発言から、明確に軍国主義の復活を願っており、また民主主義と相容れない考え方を持っているとしか思えない。

 まぁ、それもひとつの思想信条の自由なんで宗教法人としての意見がどうであろうと構わないんだけど「信者だけでやっとれ」と、「そういうのを好きな連中だけでやっとれ」と、一国の首相を巻き込んで大騒ぎするな、さも「日本人として普遍的な価値観です」とかプロパガンダはやめろ、と・・言いたい。特権的な地位が与えられていた戦前と違って今は一宗教団体に過ぎないんだから。

どうもそういう過去の栄光が忘れられないらしくて、今回の参拝だけでなく、森総理に「日本は天皇を中心とした神の国」とかリップサービスさせたりとか、政治力を持っているわけですよ。

明確に戦争を賛美しているのに、首相がそういう危険な政治思想を覆い隠すかのように「平和を願って参拝しました」とか転倒した物言いをするわけで、みんな本質をわかっていないわけで・・

まぁ「中・韓が反対していますから」とかマスコミだけでなく、共産党までが言うのも、本質がわかっていないなぁ、逆に本質が見えなくなってしまうなぁと思ってしまうわけです。

ハーバーマス

2005-09-15 21:51:40 | 平和と反ファシズム
 「核時代における市民的不服従」(「近代 未完のプロジェクト」岩波書店)はとりあえず「社会活動」をしている人には読んでおいて欲しい。
 ハーバーマスフランクフルト学派(ドイツの非ソ連的ないわゆるユーロコミュニズムのグループ)出身なのですが、近代のポジティブな面を強調するので、右からも左からも攻撃される面も。
 自分も同じような立場なのでわかるんだけどこういう2正面作戦っていうのはなかなかつらいんですよ。

夕凪の街 桜の国

2005-09-05 23:46:07 | 平和と反ファシズム
ところで皆様は

夕凪の街 桜の国こうの文代 → amazon はご覧になりましたか?

 繊細な作りこみをされたストーリーなので内容はここではあまり多く語れないですが、それぞれの時代において、それぞれの登場人物が、自分で自分を縛っていて失われていた“幸せに生きる権利”を取り戻す話です。

 幸せになるのには別に誰の許可もいらないにもかかわらず、登場人物たちがはそれぞれの記憶・経験から自分自身を縛っている。それが、ほんの些細な周囲からの後押しで、自由になっていく、その過程を描いているから、俺はこの作品を好きになったんだと思うんだな。

反核平和の火リレーの運動でも被爆者援護法の拡充を訴えていますがなんとなく周囲にヒバクシャがいなくて実感できなかったことがリアルにわかりました。(というか、被爆者であったり被爆2世3世であることは決しておおっぴらにはできないという事情もこれを読んではじめて理解したのです、、恥ずかしながら・・)

「俺的には正直言って“野球少女”に萌えました・・」とかしょうもない印象批評しかできないので、とりあえず読めとしかいえません。

その上で、作りこみの凄さについては「ただのにっき」さんの仕事を、

野々村禎彦さんの書評とこうのさんの書評への補足も参照してください。

また、山本夜羽音さんのDOXAでは、真っ先に同人誌版が紹介されています。まさかこの方についてこのマンガを通じて言及することになるとは思いませんでしたが・・(アナーキズムやメガネっ娘ではなくてね・・)

もういいというまで読みかえして、そして、周囲の「感動を共有してほしい」人に薦めてあげてください。

ホワイトバンド

2005-09-04 23:30:06 | 平和と反ファシズム
ファミマで購入しました。

言わずもがなのことかもしれませんが、

ただの援助では一過性のものとなってしまう。
先進国が発展途上国を債権債務関係で搾取する関係を
断ち切らないことには、根本的な解決にはならない。
というのはわかっているけど

俺も経済オンチというか、日本にいると
豊かさの中で切実さが見えないのかもしれない。
なので、まだまだ勉強が必要だなぁ

多くのみんなが
買って募金したつもりになっていたり
ファッションとして着用しているだけでは
ダメなんだと思う

国際関係の理解が必要ということ。
日本にいる自分たちも、貧困に加担している
ということの理解を深めることが
身につまされる部分が多いけど

まぁホワイトバンドを買って、その先が
重要なんだろうね。

公式サイト→http://www.hottokenai.jp/

yahoo!ブログ→http://blogs.yahoo.co.jp/whitebandproject 

ココログ→http://ssu.cocolog-nifty.com/whiteband/

自衛隊金融

2005-08-11 23:51:59 | 平和と反ファシズム

横須賀で「なんじゃこりゃ」と思ったものが、この自衛隊金融(一応企業名は伏せておきました。)

さっそくググって見たらこんなページがhttp://www.horiuchi-web.com/njmsdf-dd05.htm

「自衛官専用の高利貸し」で、ようは陸に上って豪遊して金が足りなくなったときにこういうところで借りて、

一回船に乗って帰ってくきたら返す、という仕組みらしい。

 

しかし海自の実態がすごいね。帝国海軍依頼の連続性というのか。

脱走者は必ず見つけ出すとか・・・

自殺者とかが出るのも“むべ”なるかなといったところ、とても俺には耐えられそうにない、

こちらも参照のこと→http://xbashi.oops.jp/blog/archives/001426.php


映画「真実の瞬間」

2005-05-30 22:02:13 | 平和と反ファシズム
みました。主人公が最後まで「共産主義者で何が悪いんだ!思想信条の自由じゃないか!」という態度ではなくて、「俺が共産主義者というのは誤解なのにレッテルを貼られて不便をきたしているのは嫌だ!」という消極的な主張しかしないので、現状のハリウッドでも表現の自由に限界はあるんだなぁ、いまだに赤狩りの影響下にあるんだなぁ、とあらためて思うんだけど、まぁそこそこえがったよ。

講談社新書の「詭弁論理学」で「魔女狩り」のカラクリが説明されていたけど
まぁ魔女狩りもアカ狩りも、ターゲットにされた奴は絶対助からないという意味で
すさまじい世界ですね
キリスト教徒どもは昔から同じようなことを繰り返しているのか、(まぁ日本の踏絵みたいなものも似たような制度だな。ってこれもオランダ人が入れ知恵して導入された制度だって説もどっかで聞いたことがあるような・・まぁ非人間的な制度・技術の多くは、西欧から輸入されてきているのかも)