あの「けいすけ」が、今年の8月に新宿に塩専門店をオープンさせたという話は聞いていました。
今日は、たまたまサザンで買物をしたので、寄ってみることにしました。
着いてみると、結構並んでいます(椅子に座って並ぶようです)。場所柄か、カップル多し!
先日の「トナリ 丸の内店」同様、お洒落な居酒屋さんって感じで、ラーメン屋さんの雰囲気ではありませんよね。
あっさり、こってりとは書いてあるものの塩専門です。今日は「塩ラーメン 琥珀 味玉入り」を注文します。
さて、「塩逸品 五代目けいすけ」の特徴なんですが、ラーメンを出す時にスモークを封入してくれるんだそうです。曜日ごとに香が決まっています。今日は金曜日。ヒッコリーですか。
ほどなくしてラーメンが運ばれてきます。このタジン鍋のような蓋の中にヒッコリーを燻した煙が封入されているんですね。器のインパクトは「けいすけ」ならではです。
そっと蓋をあけてみましょう。。。。写りは悪いですが、もわっと煙が出てきます。おお、この香!間違いなくヒッコリーです。
筆者はキャンプにはまっていた時期があって、よくヒッコリーで燻製を作ったものです。燻製好きの方は、燻した煙と塩の相性がいいことはご存知ですね。「けいすけ」はそこに目をつけたんですね。
器を外した状態の「塩ラーメン 琥珀 味玉入り」がこちら。琥珀色とは少し違うものの、普段見慣れない色彩の塩スープです。燻製効果なのでしょうか。
スープは鶏を中心として魚介が加わった優しい味。燻製のおかげで風味もいいです。ごくごくいけます。
麺は塩系にしては少し珍しい平打ち麺。しかも全粒粉で、かなりぷりぷりしています。なんとなく塩系には珍しい組合せですが、これが結構いい感じです。
メンマは姫たけと呼ばれるものをとても柔らかく調理しています。
チャーシューはかなりトロトロ。燻製効果でいい香になっています。
大人の燻製味玉は、黄身がまるでゼリーのような仕上がり。これはこれで完成度が高いのですが、この塩スープにはもう少し優しい味がいいような気もします。
そうは言いながらも、超高速一気完食しちゃいました。ずいぶん変わったラーメンだなあという印象はあるのですが、根底のレベルは極めて高いです。
それだけに、このラーメンの燻製でないものを食べてみたいと思ってしまうのですが、それはイケナイことでしょうか?
塩逸品 五代目けいすけ(食べログへ)
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