スピルバーグという男は本当によく分からない。ありとあらゆるジャンルの作品を撮るのだが、例えばリチャード・ドナーや三池崇史のように、頼まれればなんでも撮るという職業監督でもない。そのスピルバーグが今回選んだ題材は、冷戦下の東西ベルリンでの実話にもとづいた米ソスパイの捕虜交換とそれに巻き込まれた民間人のお話。
主人公はスピルバーグが大好きなトム・ハンクス。それ以外はほとんどが馴染みのない俳優ばかり。 . . . 本文を読む
言わずと知れたSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズの7作目。
どうせ観に行くなら早いうちにと決めていたので、公開2日目に鑑賞。でも、3D字幕版の上映ってなかなかやってないんだね。自宅や実家界隈では3Dは吹替え版だけだったので、仕方なく実家からわざわざイオンモール幕張のレイトショウを観に帰ってきてちゃった。
さて、例によってネタバレ注意。
「スター・ウォーズ」と言えば、本編前に流れる2 . . . 本文を読む
1960年代後半に大人気だった秘密組織に所属する主人公の活躍を描く米国TVドラマ「0011ナポレオン・ソロ」のリメイク。
作品名の「コードネーム U.N.C.L.E」。原題は「The Man from U.N.C.L.E.」。「アンクルから来た男」ってところでしょうか。アンクルとは世界の法と秩序を守る国際機関とのことで、United Network Command for Law and Enf . . . 本文を読む
さあさあ、待ちに待ったジェームズ・ボンドシリーズの最新作だ。もちろん先行公開でさっさと鑑賞。
監督は前作でシリーズで史上最高の配給額を叩き出したサム・メンデスが再び担当。
前作はハイテクMI-6本部を爆破したばかりか、終盤で上司Mを死なせるという荒行で、なんとなくコネリー時代のボンドシリーズへの回帰をはかっていこうとしているようだった。
そしてついに今作には、ついに悪の秘密結社「スペクター」 . . . 本文を読む