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飛行機模型 工房濱治 製作日誌

主に飛行機のプラモデルについて、現在工房で製作している物についての記事です。

ゾルくらべ

2005-10-21 | FOCKE WULF Fw190 D-9
さて、キャノピーマスキングの記事の時にコメントをいただきましたマスキングゾルの使用感について、忘れないうちに記事を書いとこうと思います(^^)。

写真の左からモデラーズ、クレオスのネオ、マスコール、そして現在絶版のクレオスの昔のゾルですね。
今回は昔のやつはさておくとして、まずモデラーズのマスキングゾルですが、これは買ってから使わない期間が長かったためかゲル状になってまして、かき混ぜてみたもののダマがひどくて使用不可能でありました(´・ω・`)。新しく買って来る根性も無かったため今回は試してません、すみません。ネオもその傾向がありましたが、何とか使用可能でしたのでこれだけを今回は試してます。フタにハケらしき物がついてまして、「これで塗れ!」という主張だと思うのですが、そんな器用な事は私には出来ませんので、一旦ミスターカラーの空き瓶に移し替えて、いつものように爪楊枝で置いていきました。もう少し粘り気があった方が使いやすいかと思いますが、特に問題は無かったです。ただ、厚くなってしまった部分の乾燥はとても遅いようですね。マスコールの乾燥はそこそこ早いですし、確認してみましたけどダマになってるような事もなかったです。まぁ、こまめに使ってかき混ぜてるおかげでダマになってないだけかもしれませんが。ちなみに、キャノピーの緑の部分がネオ、紫の部分がマスコールを塗った部分です。

で、ワタクシ的結論ですが、次もやっぱり慣れているマスコールを使うと思います。それが手に入らなかったらネオを使うと思います。(モデラーズはちょっと高いしね[400円]) それか、ハセガワのカット出来るヤツを試してみるとか? 四の五の言ってますけど、慣れちゃえば何でもいいような気がするな。

キャノピーマスキング

2005-10-14 | FOCKE WULF Fw190 D-9

いつものようにマスキングテープの細切りとマスキングゾルでやってます。最近はハンブロールの製品は品薄で写真のマスコールはなかなか店頭に無いようです。今は平行輸入が出来ますので、急ぎでなければ困る事はありませんが、やはりお店で安定供給して欲しいですね。
ゾルは筆で塗ると洗浄が大変ですので、爪楊枝の先にすくって「ぼてっ」と置くように塗っていってます。延ばすと何かと都合が悪いので、正に置いていくという感じです。

士の字

2005-10-13 | FOCKE WULF Fw190 D-9

ようやく士の字になりました。ここから下塗り終了までが一番大変なんですよね。こうして見ると魅力的なフォルムで格好いいですな。接着剤の乾燥やパテの硬化待ちの間にキャノピーの磨きやマスキング、小物の処理なんかをやっております。リベットを打つ機体は、2度手間を防ぐために接合部分を中途半端にしか打ってませんので、全体を整えながら残りを打っていきます。なかなか進んでませんので、もっとペースを上げたいな。

リベット

2005-10-09 | FOCKE WULF Fw190 D-9

新パーツが届きましたので翼を貼り合わせ、今回は1機だけですがチマチマとリベットを打ってます。写真左上のリベット打ちツールも部分的に試してみたのですが、少し大きすぎる感じでしたのでニードルを使いほぼ全面に打ってあります。多少省略した箇所もありますが、スケール的にフルリべッティングと呼んで差し支え無いと思います。図面と並べてますが、間違い捜しはしないで下さいね(^^)。打った部分のプラが白くなってますので今の所見やすいですが、実際に塗装をすると、これより目立たない感じになるはずです。大袈裟すぎないのが好きですので、近付けばようやく見えるくらいを狙ってますが、果たして仕上がりはどうなる事でしょう? コンパスは寸法を写すためのもの、ステンのメッシュは等間隔に打つためのゲージです。

リベットを打つ前に翼端灯を透明材に置き換えてます。伸しランナーを埋め込んで成型してますが、ごく細かなパーツは流し込み接着剤を表面に塗るだけで透明度が回復されたりします。

ピトー管

2005-10-07 | FOCKE WULF Fw190 D-9

細々した箇所の記事ばかりのような気もしますが、ピトー管です。キットのパーツはあまりにもメルティなので、強度アップも兼ねて作り直しました。真鍮パイプと真鍮線、銅パイプを組み合わせて削り出してます。ドイツ機となると、こういう所をちゃんとしなきゃと思ってしまうのですが、何故なんでしょうかね。

【追記】ピトー管の受け付けは終了とさせていただきます。メールを下さった方はハラハラしながら返信をお待ち下さいませ(^^)。(10/12)

またまた改修点

2005-10-04 | FOCKE WULF Fw190 D-9

カウルフラップの開状態の方の内側を機内色で塗っていて気付いたのですが、フラップの縁が薄々攻撃の加工がされておりますね。写真の右側が改修前、左側が改修後です。噂通り正にこっそり改修されたと言う感じです(笑)。この調子だと、まだ後からいくつもいくつも出てきそうな気がしますねぇ。

以前の記事で「改修箇所のパーツ取り寄せはしない」と書いたと思いますが、やっぱりその後改心しまして、実はパーツを取り寄せておりました。ランナー2枚×2機分で、合計2,700円とちょっとかかってしまいましたが、もうこれで怖い物はありませんのでガスガス進めたいと思います。今の所見つけた改修箇所は取り寄せた枠から全て取れますが、別の枠の改修点がもし見つかった時は本気で困ってしまいます。見つかりませんように。

脚補強

2005-09-30 | FOCKE WULF Fw190 D-9
告白しますと、先日のオークション出品分のモデルで、先方へ輸送中に脚柱が破損すると言う事故がありました。脚は折れないように機体を浮かせて固定、梱包しているのですが、その状態は送りだした時から変化は無く、脚柱だけが折れていたとの事でしたので、状況から推測すると、おそらく輸送中に投げられた際にそのショックで、根元からポキリと折れたと考えられます。当然壊れ物の扱いで「精密模型」と伝票に書いて送っているにも関わらず過度なショックを荷物に与えるのはあまりにも酷い話だと思うのですが、こういう事もあり得ると言う前提で補強を入れる必要があるなと改めて思ったわけであります。今回は幸い落札していただいた方がとてもいい方で、修理も出来る方だったために修理していただく事で解決しておりますが、今後はこのような事が無いよう努めて行きたいと思います。このブログを見ていただいているか分かりませんが、重ねてお礼申しあげます。

それで、今度のフォッケには脚柱に補強を入れてます、0.5mmの真鍮線を根元から突き通してますので、少なくとも根元からポッキリという確率はかなり減ったと思います。万が一折れるとすれば脚の途中からと言う事になりますが、よほどの事が無い限りそんな事は無いような。でも、これでも折れたら今度はどうするんだろう? うーん。運送屋を変える?

コックピット

2005-09-28 | FOCKE WULF Fw190 D-9

シートにベルトを付けるとともにコックピットに接着して操縦桿まで付けてみました。今回はベルトに金具をたくさん付けましたので、シートへの取付けはえらい大変だったです。コックピットは生真面目なモールドでしたので、ベルトも生真面目に配置してみましたが、個人的にはもう少し色気のあるモールド(と言うか表現)でも良いかなと思いました。何と言うか画一的と言うかメリハリが無いと言うか。まぁでも文句を言ったらバチが当ると言うもんです。「同じ事やってみろ!」って言われても簡単には出来ませんものね。

スピナースジ彫り

2005-09-26 | FOCKE WULF Fw190 D-9

スピナーにあるスジ彫りは、金型の抜きの関係で浅めになっているのが常ですので、深く彫り直すのですが、大抵は写真のような方法でやってます。例えば、何かしらのガイドを当てて針やナイフで彫っていくよりも随分と簡単に彫る事が出来ます。エッチングソーを紙の束(写真の場合は付箋紙)に挟んでスジ彫りの高さに調整したら、後はスピナーを当ててクルクルと回しながら彫って行くと、綺麗な凹スジが出来ますです。「スジ彫りが浅くて上手くスミが流れないずら(´・ω・`)」という向きにも大安心計画ですね。こういう事は知ってるか知らないかだけの事で、特別な事ではありませんです。

気付いた事

2005-09-25 | FOCKE WULF Fw190 D-9

今日は何となく塗装したくない気分でしたので、こまごましたパーツを削っていて気が付いたのですが、機体下面の改修に伴って増槽の取付け架の形状も変わっておりますね。上が改修前、下が改修後です。組んでいくうちにまた違いに気付く所があるかもしれませんね。こんな事ならもっと熱心に模型雑誌を読んでおくんでした(´・ω・`)。ウチにあるバックナンバーはちょうどこの時期の号は抜けてるんですよね。

写真は座席後ろの12mm防弾鋼板ですが、被せるように接着するカバーのパーツの厚みが気になりましたので、隙間はパテで埋めてしまいました。好みの問題だと思いますけど、こういう処理をした方がモデルとしてキレがあって私は好きなのです。