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飛行機模型 工房濱治 製作日誌

主に飛行機のプラモデルについて、現在工房で製作している物についての記事です。

下面塗装

2005-11-22 | FOCKE WULF Fw190 D-9
風邪がいつまでたっても治らないのはトシのせいなのでしょうか。大量の鼻水と格闘している最中です。

赤腹の機体は上面のマスキングを剥がし、下面の部分のみをマスキングし直し、その他の機体も下面から塗装してます。塗色はRLM76とRLM84ですが、基本的に別売デカールの塗装指示を根拠としています。手前の機体はエルロン裏側と増槽ラックがRLM76、胴体下面がシルバーとのことですので、マスキングしたり今だ塗り残したりしております。脚庫のカバーも別色なんですよね。

赤腹

2005-11-18 | FOCKE WULF Fw190 D-9

で、赤を塗装した状態。ベタ塗りに近いですが、シャドーが残っているのがお分かりでしょうか? 塗料は珍しくモンザレッドを使ってみました。台にしているのは100円ショップで買ってきた「どんぶり」にすべり止めの新聞紙をかぶせたものです。安易にいくつも作れますので重宝してます。1/72を作る時は「おわん」になるわけですな。
後追いで製作記を書いておりますが、追い付くまでもう少し。風邪が辛いです…。

赤腹下準備

2005-11-17 | FOCKE WULF Fw190 D-9

本塗装の最初は、赤腹にする機体の下地を白濁色で塗る事から初めました。シャドーの部分を残しつつ白を塗って行き、上塗りの赤の隠ぺい力が弱い事を利用してシャドーを反映させます。当然ですが赤が乗ると、この状態よりも柔らかい感じになりますね。赤腹の部分は突き合わせの塗装ですので、上面はきっちりとマスキングして作業してます。

シャドー吹き

2005-11-16 | FOCKE WULF Fw190 D-9
お久しぶりの新規投稿です。
ここの所少し忙しくしてまして製作する時間がなかなか取れなかったんですが、ようやく一段落つきそうな所で今度は風邪をひいてしまいました(´・ω・`)。皆様はくれぐれもお気を付け下さいませ。
更新が滞っている間も少しずつ進めておりまして、写真が何枚かたまっておりますのでぼちぼちテキストを書いていこうかと思います。

本塗装の前にまず影にする部分を吹いてます。塗料はコクピット色のブラックグレーにしてみました。写真はリベットを打った機体ですのでリベットラインにも吹いていますが、その他の機体はパネルラインのみですのでこれよりもあっさりとしています。やはりリベットを打った機体の方が面に対する情報量が多くなりますので模型的により精密な印象になる気がします。
前回の記事でマーキングは突き合わせで塗装すると書きましたが、よくよく考えてみると工程が煩雑になるわりには、塗り重ねの量を考えるとあまり意味がない(結局塗膜の段差が出来る)ような気がしましたので、今回はシンプルに塗り重ねで行こうと思っております。どちらにせよ型紙が生かせるのはこれ幸いでございますね。

マーキング型紙

2005-11-07 | FOCKE WULF Fw190 D-9

基本マーキングは突き合わせのマスキングで塗装してみようと思い、デカールをコピーしてマスキングテープを切り出す型紙にしようと思ったのですが、白フチの部分が上手くコピー機では出ませんでしたので、一旦デカールをスキャンしてパソコンに取り込んだ後にグラフィックソフトでトレースしてデータを作り、プリンターで出力してみました。結果は上々で、フチの幅が0.3~0.4mmの部分も綺麗に出力できております。問題は、これを元にして寸分違わず切り出せる腕を私が持っているかどうかだったりするのですが(笑)。もしも無理そうならその時にまた別の手段を考えるとしましょう。

この型紙、使ってみたい方がいらっしゃいましたらプリントして差し上げますのでメールにてご連絡下さい。Illustratorをお持ちの方はファイルでのメール送信も可能です。バージョンは8.0で製作してます。最近何かと忙しく返信は遅くなるかと思いますがご容赦下さいませ。

下塗り

2005-11-02 | FOCKE WULF Fw190 D-9

さて、生地のチェックをするために下塗りをしてみました。塗料は傷などを発見しやすく、かつ塗膜が薄く仕上がるいつものシルバーです。最近はめっきり寒くなって塗料の乾燥も遅くなってきましたので、シンナーをレべリングシンナーから普通のミスターカラーシンナーに変えました。昔はラッカーシンナーで溶いていた事もあったのですが、さすがにこれは乱暴ですね。吹いた結果、思っていた程の問題は無く、この辺は「流石」が枕詞のタミヤ所以でしょうか。
ジュラルミンで出来ている機体をまずシルバーで仕上げるのは、飛行機模型を作っている雰囲気が3割増しになる感じがしてお気に入りです。

主翼と胴体の継ぎ目

2005-11-01 | FOCKE WULF Fw190 D-9

リベットを打つ際にパキッ!とパテごと外れてしまった継ぎ目を塞ぐために、そのまま瞬着を流しただけではやはり強度が不足するだろうと思いまして、0.3mm径の穴を継ぎ目に沿っていくつか開けまして、そこに瞬着を流し込む事で強度を上げると共にヒビを塞いであります。今度このキットを作る時は、あらかじめ隙間にプラ片をはさんで完全に接着した後にパテで埋めるであろう事は言うまでもありません。やはり基本はきっちりと押さえるべきでした(´・ω・`)。

で、処理を終えた状態が上の写真です。リベットはまだ不完全ですが、全体の下塗りの時に再度見直す事にします。シルバーの塗料を吹いて仕上がりを確認してますので、反射で見にくいのはご容赦下さいませ。この部分だけで随分と時間がかかってしまいましたねぇ。

脚庫マスキング

2005-10-30 | FOCKE WULF Fw190 D-9

下塗りをするために脚収納庫のマスキングをしています。テープでマスキングをする時は一度カッティングマットにテープを貼って、都合のいい大きさにカットした後にチマチマと貼ってますが、今の所これが一番効率的な方法じゃないかと思ってます。テープは粘着力の具合が世界イチ(と勝手に想像している)のタミヤの物しか最近は使ってないです。願わくば幅広のテープも他と同じ仕様にしてもらえれば有り難いのですが。若干粘着力が弱く、テープの質も違うんですよね。
このキット、上面の主翼と胴体の間に隙間が出来てしまいまして、そこを今回はエポパテだけで埋めたのですが、そうするとリベットを打つ際に強度不足でパキッと外れてしまうのですね。これからそこの強度アップと共に修正をいたしますです。手戻りはなかなかイタタ…なものですな(´・ω・`)。

接合線

2005-10-28 | FOCKE WULF Fw190 D-9

主翼と胴体の接合線を埋めていっております。都合良くパネルラインで分割されていれば問題ないのですが、そういうわけではありませんので接合の痕跡が残らないように面イチに整形しています。モールドを痛めないように削っていくのは骨が折れますが、この辺がバッチリ決まっていると見栄えがいいんですよね。1000番のペーパーまで仕上げたらこの部分だけ下塗りをしてみて、スジ彫りとリベットや具合の悪い部分を仕上げる予定です。その前に脚庫のマスキングをしなきゃですね、大変だ。

スピンヤスリ

2005-10-27 | FOCKE WULF Fw190 D-9

ちょっとしたヒケを埋めるような時(写真ではプロペラの根元)は、硬化が早いので主に瞬間接着剤+硬化促進スプレーを使ってます。最近はウエーブのハイスピードか高強度しか使ってないですねぇ。お徳なわりに使い易いので満足しています。
で、それを削って行く時に便利なのが中央の電動ハブラシを改造したスピンヤスリです。コイツのいい所は反復円運動なので回転のトルクに引っ張られない事で、時として非常に便利です。グーグルで「スピンヤスリ」で検索すると最初に作った人のサイトがヒットすると思いますので、詳しくはそちらをご覧下さい。どちらかと言うと荒めのサンドペーパー(240番~180番程度)を付けた方が具合がいいようです。
プロペラは下から瞬着を持った物、スピンヤスリで削った物、最終的に仕上げた物です。