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教師の資質

2014-11-09 10:52:49 | books
教師の資質 できる教師とダメ教師は何が違うのか? / 諸富祥彦(もろとみ よしひこ) 朝日新書


先週,参観授業の後に「子どもの心の育て方」というPTA講演会があった。
その講師先生がこの本の著者の諸富祥彦氏。

明治大学教授で心理学博士。
著書は多数でとても著名な方らしい。

講演会はまず服装に目を奪われた。

黒の縦縞シャツに黒のななめ縞ネクタイ,黒の縦縞ジャケット。
全身縞模様で見た瞬間「ゼブラマンか」と内心つっこんだ。

講演前にその服に着替えたというから完全なステージ衣装。

話し方も異常なハイテンション。
中性的なしゃべり方。
同じパターンのギャグをしつこいほど繰り返す。
普通ならどん引きになるところを逃さないパワーで1時間。

講演が終わればもとの静かなおじさんになって帰っていった。

講演会で話されていた
「子どもの叱り方の3原則」


・イライラカリカリして接しない。

・否定形の言葉ばかり使わない。

・兄弟と比較してダメ扱いしない。


これはどれも納得の内容で,教室でもそのまま応用できる。
特に「イライラカリカリしたらまず場所を変えよ」というのが参考になった。


講演会後に販売されていた何種類もの著作から選んだのがこの「教師の資質」。

最初「教師の悩みとメンタルヘルス」とかいう本を手にしようとして,
保護者の視線を感じてこっちに替えた。
担任がこんな本読んでいたら不安だろと思い。

「センセー,先生は資質なんて十分じゃないですか-」
あ~,やっぱりチェックしていたんだ!


読みやすいし,いろんなトピックに触れていてどれも興味深い。
ただ,保護者向けに書いたのか,教師向けに書いたのか,教師を目指す人に向けて書いたのか,
きっとその全部なんだろうけど,
その分浅い感じが否めなかった。













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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誰のチョイスですか? (はるか)
2014-11-09 22:47:03
参観日後の講演で諸富先生とは。
諸富先生の本なら
「新しい生徒指導の手引き」(図書文化)が
いいですよ。
返信する
読んでみます (ひとりごと)
2014-11-11 07:14:40
本の紹介ありがとうございます。
興味をそそられるタイトルです。
読んでみます。
返信する

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