ブログhitorigoto

ガーガー,グーグー,ひとりごと。

明日

2014-06-08 17:25:55 | books
明日(あした)/佐倉淳一 角川書店



本の帯に
「中村俊輔選手感動!!」とでっかく書かれていたのだけど
なんで中村俊輔?
それにとても興味深く読めたけど「感動」はしない。

筆者はもと先生?と思うほど学校や子どもの様子がよく書かれている。
発達障害やその対応についても勉強になるところがいっぱい。
校内研修のテキストにしてはどうかと思った。

何度も出てくるフレーズ。
「母親も悪くないし,父親も悪くない。
翔太(発達障害を持つ子ども)も発達障害も悪くない。
悪いのは-やり方」

そうなんだよなあ。
でも,この「やり方」こそが難しいんだよなあ。
十人いたら十人違うし,
同じ一人でも周りの環境や状況によっても変わるんだよなあ。

などなど,あれこれ考え,自分の状況と比べながら読んだ。


鉄棒

2014-06-08 16:39:32 | Weblog

先週木曜日の市体操発表会に続いて,今日は県体操発表会。


市の発表会は出場校32校で813人の出場。
対して
県の発表会は出場校27校で393人の出場。

県大会では小規模校が当番で出場したりするから,出場者が少ないのは仕方ない。
それよりもゆゆしきは鉄棒演技の出場校の少なさ。

市発表会の鉄棒演技出場は32校中25校で165人の出場。
対して
県発表会の鉄棒演技出場は27校中たったの6校,30人。


体操(リボンや徒手体操のような)も6校で47人と少ないが,これはまだわかる。
郡部の小規模校で,数年に1回回ってくるような学校ではなかなかハードルが高いのかも知れない。

しかし,鉄棒演技出場校の少なさは目を覆いたくなる。
もはや鉄棒をする人が希少価値。
珍しい存在。

高鉄棒が設置できないという学校もあるのかも知れないが,
低鉄棒のない学校はない。
この人気のなさは,ちゃんと鉄棒の授業がされているのかと不安になる。


鉄棒なのにハードルが高い。
笑えない現実。