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日記

100216

2010-02-17 02:57:42 | Weblog
なんだかちょっと色々ありました。
案外意外な転機ってあるものだなぁと。


夏コミに申し込みしてみました。久しぶりに。
映像作品で行こうかゲームでいこうか迷っていたのだけど一度ちゃんと
自分で一からゲーム作ってみるのは今とても自分に有意義なんじゃないかと思ったのでゲームに。
5ヶ月で一人じゃ大したものは出来ないというのは経験でわかりきっているので文字通り手は低くで行こうかと思う。
まぁ自分の分野以外でもさすがに何年も現場にいると大体の工数は読めるからなぁ。
ついでに言うとプライベートの時間を割ける限界も大体わかったw
ちゃんとスケジュール切って最後の1ヶ月はとにかくデバッグと調整に当てる。

デバッグって大抵バイトさんがやってるんだけどこれが結構腕があるみたいなんだよね。
隣の席の企画さんはデバッガで入ってきた人なんだけどこの人はまさしく「ホンモノ」のゲーム屋で
小学生の頃にゲームを作り始めてゲームを作るために大学も行って研究室も選んで絵も音楽も一通りかじって、というツワモノ。
ゲーマーとしての腕も準一流レベルといっていい。世には腕があればこそ楽しめるゲームも沢山ある訳でそれを理解する為に鍛錬と研究は欠かさない、という。
そしてそういう人をして「この人プログラムも組めないのになんでバグが頻出するところをかぎつけられるんだ?」という人はいるのだそうな。
デバッグ工程の精度はゲームのクオリティを本当に左右するので(いやどの工程だって左右するんだけどさ)
ホント、ばかにならんのだなぁ、と最近その辺の管理にも接する機会があったので感じることしきりです。
デバッグ専門の会社も今はあるんですがアウトソーシングってのは専門性をきちんと評価した上で行うならいいんだけど
単なる人月単価の切り下げのために行うようなら結局利益を損なうものでしかないってのは開発段階でも嫌っていうほど見てきた(今も見てる)ので
まぁホント、よく考えて欲しいものだなと。