ようやく東京を離れる、予定

本当は去年いっぱいでそうなるはずだったのだけど結局半年ほどずれこむことに。

ここ一年半ほど二か所で働くという変わった経験をしてきたのだけどまぁ面白かったな～。
もう体力的にはさすがに厳しいなと思ったしかといって若いころでは切り替えができなくてそれはそれで難しかっただろうと思う。30代半ばくらいからディレクションの仕事とかしてたらあり得ないではなかったか。まぁ僕はディレクションには向いてないのであれなんだけど。
片方の会社はグラフィニカっていう元々アニメ会社だったゴンゾっていうところの3DCG部門がゴンゾが破綻したときに独立した、というか買い取られた会社で（今思ったんだけどその時の経緯の話を聞いておけばよかったなぁ…。買い取った会社は実は全然映像系の会社じゃないのだ）その頃かなりサンジゲンとかに人は流れたみたいだけど（ゴンゾは設立当時から多分アニメのデジタル化の最先端、とまではいかなくても；やはり最先端は常に東映動画、もしくは部分的にはかつてのジブリがいっていた；トップグループにいた会社だった。今思うと碧き鋼のアルペジオの制作なんかもその辺の事情から可能になったのかもしれない。
まぁ派遣で行ってたのでそういうフロントエンドなアニメの仕事してた訳じゃないんだけど（何しろアニメの仕事はカネにならないので外部を使うようなことにはまずならないのだった）色々演出とかしてる人の話を聞く機会はあったのでそういう話がとても面白かったし実際為にもなった。上手い人たちだけが集まる場所で才能を伸ばしあうという現象は間違いなくあってそういう場所は僕みたいな流れ者が末席を置いてるだけであっても十分な恩恵を与えてくれた。地元に戻ってもこの手の仕事は続けるんだけど前線からは離れることになる訳でまぁそういう最後の時期にそういう場所にいれたのはとても幸せなことだった。本当に夢みたいだった、と思えるくらいに。

まぁでも身体的には本当に限界だったなｗあと半年してたら多分マジで死んでたｗ「やばい、死んじゃう…」と何度も思ったんでｗとりあえず体を色々メンテしようと思うｗ