大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日のタイトルは、明石家さんまさんの言葉からいただきました。
明石家さんまさんから、森田療法の何たるかを学んでいる私です。
仕事から帰って暑さと空腹で気力がなく、ぼんやりと何げなくユーチューブ動画を見ていました。
すると明石家さんまさんの緊張キャラという言葉が飛び込んできました。
あるアスリートの「緊張して人前で上手く話せないという悩み」に対して彼はこう言ったのです。
お笑い芸人は特に、緊張しない人って売れないんですよ!
緊張する人が売れる、緊張しないやつは駄目なんですよ。
(自分も)若い時はずっと緊張してた。
名言だと思った私です。
事実お笑い芸人や俳優と呼ばれる職業の人には、パニック障害や社交不安を公言し、それを克服しようと芸人になった人も少なからずいるのです。
広場恐怖症といわれる対人恐怖や視線恐怖の若者に是非、見てもらいたいと思いました。
更に次の言葉が心に刺さった私です。
それも個性やからそのままでええと思う。
緊張したキャラ、緊張キャラ!
私の独断と偏見ですが、これって森田博士がもっとも言われたかったことではないでしょうか!
森田理論はどうたら、こうたらと難しくあれこれ言うよりもっともシンプルで分かりやすい表現だと思いました。
森田療法を創始された森田博士は、私たちのこの緊張しやすいビクビク、ハラハラしやすい性格傾向を神経質と名付けられました。
それまで人前で緊張することは悪いこと、弱いことであると言われ、ときには異常な緊張は病気であるとされていました。
それをきちんと個性の一つとして認識されたのです。
神経質者は、緊張キャラで生きる!
更に今では当たり前のようですが、変えるより活かす方向に光りを充てたのです。
是は本当にすごいことだと思うのです。
※今日の森田博士の言葉
夏は暑い、人前は恥ずかしい、心配事は苦しい。
これらはみな人の心の自然の現象であって、どうすることもできない。
しかたがないから、そのままに我慢している。
これを「自然に服従」という。
これに反して人前を平気にしよう、
心配事を安楽の気持ちにしようとかいうふうに、
我情を張るのを「自然に反抗する」と申します。
2024/08/05 一世