
大阪水曜ほっと集談会一世です。
おはようございます。
本日のタイトルは先日もご紹介しましたが、やなせたかしさんのアンパンマンのマーチからいただきました。
お子さん向けに書かれた詩とは思えないほど、深く哲学的な意味合いを持っています。
やなせたかし先生と同じ、なぜ生きるのかという問いに思春期の頃から不安症を通じて私も向き合ってきたような気がするのです。
さて昨日とてもうれしい出会いがありました。
私が長年苦しみながらも続けてきた現在の仕事に就きたいという高校生から憧れを持ってインタビューを受けたのです。

今まさにサラリーマン人生を終えようとしている私には、
これから人生をスタートする彼女のキラキラとした笑顔がまぶしいほどでした。

自分の人生はこれで良かったのか、この仕事を選んで良かったのか?
この問いに彼女は、これで良かったのだという明確な答えを私にくれたのです。
このようなサプライズが待っているとは思いもしませんでした。
彼女と同じ17歳の頃の私は、自分の夢どころか日々生きて行く不安に翻弄され為す術もなく、全く未来が見えなかったのです。
そんな私に森田療法という光が差し込んだのです。
老齢期をエリクソンのいう人生の統合と見なすのか絶望と見なすのか新たな問いが自分に向けられていると感じた一世です。

※今日の心に響く言葉
子供がどのような大人になるかは、
大人社会に大きな責任があるということです。
大人社会を映した鏡が子ども社会です。
子供は正直な鏡ですから、はっきり映してしまいます。
ですから普通は、子供が悪いというのは大人が悪いのです。
2025.5.24 一世
※やなせたかし氏著・ボクと正義とアンパンマン・PHP研究所より一部抜粋