大阪水曜ほっと集談会一世です。
長いサラリーマン生活を振り返りますといつ、いかなる時も天敵というか嫌な人間は存在していましたね。
さて、最近の嫌な奴というのはこれです。
ジイ~ジイ~というニイニイゼミを1匹飼っているような感覚。
別名は耳鳴りさん。
2年前からこの悪友との付き合いが始まりました。
最初は、心配になり脳外科でのMRIの検査も受けましたが、決定的な異常が認められず要観察との診断。
20代から飛蚊症君(目のちらつき)にも悩まされましたが、これも悪友のひとりです。
最近この2人の悪友は、私の体調を図るセンサーの機能があることに気づかされました。
疲れたり心労が重なるとこの悪友が現れます。
心労なんかあるんかいな?と突っ込みが入りそうですが、、、、
嫌々ながら体の声に耳を傾ける日々の中で、神経質性格のありがたさをシミジミ感じます。
森田先生もまた晩年耳鳴りの症状についてこう話されています。
私は左の耳が重くてたえず耳鳴りがあり、聞こうと思えばどんな種類の耳鳴りでも自由に聞くことができます。
しかし私は、それを聞くことも聞かないことも、自由自在にできるのであります。
わたしはこれを正しく受けとるいう意味に解釈しています。
念のため耳鳴りには、脳の疾患や高血圧、突発性難聴など重大な病の予兆であることもあるので、必要な検査をしたうえで精神的な要因であることが判明すれば森田療法は、絶大なる恩恵を与えてくれるでしょう。
2020・12・30 一世