神経質者の生き方、それは感謝の心と他者に対する思いやりの心を育てるよう心がけること。
そのためには、たくさんの本を読んだり、多くの体験をして、視野を広げることです。
世の中は自分を中心にして動いているのでありません。
「生活の発見会元顧問 河野基樹講演集 神経質者の生き方より抜粋」
大阪水曜ほっと集談会一世です。
自分が、自分がと100%自分で生きていたときは生きている実感が乏しく、常に虚しさと孤独感に支配されていたように思う。
還暦を前に河野基樹先生が残された言葉の数々が心に沁みる。
20代のことだった。
人間関係で悩んでいることを先生に電話でお伝えした。
それでは今から会おうか?と言われたことがあった。
びっくりした。
当時、地元の大きな病院の副院長という要職であった。
息子のような年齢の若造にも、真摯に向き合ってくださった。
感謝の言葉しか見つからない。
ご恩返しはできない。
先生は天国の住人である。
神経質症に悩む若い人に、これから私なりのご恩つなぎをしたいと思う。
2020・12・25