「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

10月15日(火)20時~・10月16日14時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

黒田官兵衛と神経質

2020年12月13日 06時45分33秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

私は、歴史好きで大河ドラマをよく観ておりました。

特に黒田官兵衛(実名 黒田考高)という戦国武将が大好きです。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という3人の天下人に仕え戦わず交渉で敵を降伏させるという希有な才能に長け、軍師として秀吉の天下統一に大きく貢献しました。

福岡50万石の礎を築いた、大大名黒田長政の父です。

彼の人生をみていますと、晩年まで一切皆苦(思う通りにならない)人生でした。

信じていた主君に2度も裏切られ殺されそうになったり、命を懸けて仕えた豊臣秀吉に良かれと思い進言したことで逆心を疑われ、多大な武功にも関わらず左遷の憂き目にもさらされます。

現在のサラリーマンの悲哀に重なることもあり、彼の信泰者は多いです。

ところで史実は別として、ドラマの中の彼の性格の中に神経質性格の素因を見出すことができます。

①慎重かつ大胆(心配性)

②信念を曲げない(かくあるべしが強い)

③野心家である(生の欲望が強い)

④こうありたいという理想と現実で苦しむ(思想の矛盾)

⑤リベラル

いかがでしょうか?

ちなみに彼は、クリスチャンであったともいわれています。

晩年の彼は、剃髪し如水円清という号を名乗りました。

心は水のごとく清らかで、水はいかようにも形を変える。

何物にもとらわれない、融通無碍の境地に達していたと思います。

森田先生のあるがままに通じると感じますがどう思われますか。

2020・12・13 一世

 


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