多忙な日々を必死のパッチで生きている一世です。
今日は、心の旅がテーマです。
名バイプレーヤーで好きだった俳優の森川 正太さんが逝去されました。
1975年、当時13歳だった私は、「俺たちの旅」と言う青春ドラマに夢中だった。
森川さんは、その青春ドラマで個性的な脇役を演じられていた。
ちなみに脚本は、金曜日の妻たちへ、男女7人夏物語、29歳のクリスマス等で有名な、鎌田 敏夫氏である。
現在の55歳以上の方は、ご存じだろうと思う。
パソコンも、スマホもない時代。
あれから45年が過ぎた。
コロナで自宅待機を余儀なくされた時、無性に「俺たちの旅」を見たくなった。
このドラマの何がそれほど楽しかったのか?
そこには、他人と比べない生き方が描かれていたと思う。
中村 雅俊さんが演じる主人公は言う「俺にはに俺の生き方しか出来ない。」
「俺には、将来の夢も目標もない。」
「きょう1日を精一杯生きることしかできないんだ。」
「そんな生き方しかできないんだ。」「行き当たりばったりなんだ俺は。」
田中 健さん演ずる友人が言う、「おまえはおまえでいいよ、俺は俺だよ、今のままでいいよ。」
自分以外の何かになろうとして、不可能を可能とする心の旅をつづけて58年。
とらわれている時は、毎日が心の自粛生活であった。
そろそろ、とらわれの解除宣言をしようじゃないか!
私自身と出会う心の旅は、今も続いている。
私たちは、ひとりひとりが、かけがえのない人生を生きている。
by一世