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「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

8月19日(火)20時~・8月20日(水)14時~(ZOOM)にて開催します

俺たちの旅

2020年10月13日 10時05分02秒 | コラム 

多忙な日々を必死のパッチで生きている一世です。

今日は、心の旅がテーマです。


名バイプレーヤーで好きだった俳優の森川 正太さんが逝去されました。

1975年、当時13歳だった私は、「俺たちの旅」と言う青春ドラマに夢中だった。

森川さんは、その青春ドラマで個性的な脇役を演じられていた。

ちなみに脚本は、金曜日の妻たちへ、男女7人夏物語、29歳のクリスマス等で有名な、鎌田 敏夫氏である。

現在の55歳以上の方は、ご存じだろうと思う。

パソコンも、スマホもない時代。

あれから45年が過ぎた。

コロナで自宅待機を余儀なくされた時、無性に「俺たちの旅」を見たくなった。

このドラマの何がそれほど楽しかったのか?

そこには、他人と比べない生き方が描かれていたと思う。

中村 雅俊さんが演じる主人公は言う「俺にはに俺の生き方しか出来ない。」

「俺には、将来の夢も目標もない。」

「きょう1日を精一杯生きることしかできないんだ。」

「そんな生き方しかできないんだ。」「行き当たりばったりなんだ俺は。」

田中 健さん演ずる友人が言う、「おまえはおまえでいいよ、俺は俺だよ、今のままでいいよ。」

自分以外の何かになろうとして、不可能を可能とする心の旅をつづけて58年。

とらわれている時は、毎日が心の自粛生活であった。

そろそろ、とらわれの解除宣言をしようじゃないか!

私自身と出会う心の旅は、今も続いている。

私たちは、ひとりひとりが、かけがえのない人生を生きている。

by一世

 


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金木犀

2020年10月13日 10時04分28秒 | コラム 

金木犀の花言葉は、謙虚。

なんとなくわかるような気がします。

気が付けば、ほのかに香っている。

誰にも押し付けることもなく、いちいち告げることもなく。

そんな人間になりたいと思いつつ、自己顕示欲と食欲から逃れられない煩悩まみれの一世です。(笑)

感受性の強い神経質者は、音楽を演奏したり、絵をかいたり、文芸に秀でている方が多いと思います。

私が10代から20代にかけて指導を受けた河野 基樹先生(元発見会顧問)もそのお一人であった。

先生と、秋の夕暮れアマチュア劇団の公演を観に行った想い出が蘇ります。

先生は、晩年多くの川柳の作品を残されました。

秋桜がしだいに好きになる命

夢を追い続けた涯か冬の海

ほめられた林檎大きな実をつける

河野 基樹先生作」

先生、10代の頃何も出来ない私をたくさんほめてくださいましたね。

私はようやく最近生きているだけで良いと少し自分を肯定できることが出来るようになりました。

それから今年二人目の女の子の孫を授かりました。

先生、10代の頃のとらわれに苦しみ右も左もわからない私に森田療法をそして神経質者の生き方を、

さりげなく教えていただき本当にありがとうございました。

by 一世 


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