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ひつじの執事室の2013年クリスマス。冬版とは異なるインテリアで登場。

 クリスマス直前の連休を前にした2013/12/20、ひつじの執事室が恒例のクリスマスバージョンへの模様替えを行った。昨年と同日ではあるが、冬版と同じく午前10時からの切り替えが行われている。
 これまでの模様替えでは冬バージョンの執事室のインテリアにクリスマスの飾り付けが行われていたのだが、今回は2010年頃のレイアウトに近い窓の大きな洋間での展開となっているのがポイントだ。

 お昼の執事室では、サンタスタイルのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんがコタツに入り、うとうととうたた寝をしている。ひつじのしつじくんに至っては微動だにせず熟睡の様子。
 窓の外にはトナカイではなく、ひつじを模した雪だるまが左右に揺れている。誰が作ったのだろうか。

ひつじの執事室2013年クリスマスの昼 ひつじのしつじくん、メイドのメイちゃんともコタツでうたた寝


 午後4時からの夕方バージョンでは、コタツは片付けられ、妹のメイちゃんから渡されたらしいプレゼントを手にひつじのしつじくんが飛び上がって喜んでいる。いくら嬉しいからって、プレゼントを放り投げるのはよくないですよ。

ひつじの執事室2013年クリスマスの夕方 メイちゃんからプレゼントをもらって飛び上がって喜ぶひつじのしつじくん


 夜になって、ひつじのしつじくんは月明かりに照らされた窓の外を眺めている。
 ・・と、トナカイが引くソリに乗ってサンタクロースが登場。サンタクロースの顔をよく見ると、メイドのメイちゃん! 右へ左へメイちゃんを乗せたソリは空を飛ぶ。ひつじのしつじくんは顔こそ見えないものの目で追いかけるように右左…。

ひつじの執事室2013年クリスマスの夜 赤鼻のトナカイが引くソリに乗って空を飛ぶメイドのメイちゃん


 そういえば、3日前にひつじのしつじくんのツイートで「クリスマスはメイがサンタになると張り切っています」と書き込んでいたことを思い出す。実現してよかったね。その様子を見た後のツイートでは「メイが…ソリに乗って空を飛んでいるのが見えたのですが、きっと見間違えたんです。きっと。」と自分の目で見た物が信じられない模様。このシーンに関しては、Twitterとひつじのしつじくんがうまくリンクしたコンテンツ展開がされている。

「クリスマスはサンタになりたい」と張り切っていたメイちゃん(Twitterより) 「メイが…ソリに乗って空を飛んでいるのが見えたのですが、きっと見間違えたんです。きっと。(Twitterより)


 深夜になるとひつじのしつじくんはいつもの通り寝てしまう。例年はサンタスタイルの衣装のまま寝てしまうのだが、寒いのか毛布にくるまっていて服は確認できないものの帽子は脱いでいる。窓の外は雪が降り出した。
 朝は、ひつじのしつじくんが正面に一礼してから部屋を歩き出すいつもの行動。窓の外ではメイドのメイちゃんがサンタスタイルでスキーを楽しんでいる。窓の外でのスキーは2010年の以来の定番ネタだ。

ひつじの執事室2013年クリスマスの深夜 ひつじの執事室2013年クリスマスの朝


 ところで夜から深夜にかけて執事室の床に置かれていたキャンドル。どこかで見たことあるなぁともやもやしながら記憶とログを遡っていったら、見つけました。
 2009年のクリスマスバージョンの執事室で部屋の中央に置かれていたキャンドルとまったく同じものだ。4年越しでの再登場とは感慨深い。

4年後の2013年に再登場したキャンドル 2009年のクリスマスバージョンで部屋に置かれていたキャンドル


 もう一つ復活したのが、「Merry Christmas♪」のかけ声も高らかな画面上部の更新通知だ。やっぱりこうでなくっちゃ。
 追加されたコンテンツは、きせかえコンテンツのChristmasバージョン。docomo LIVE UX対応機のARROWS NX(F-01F)でアクセスすると残念ながら非対応の表示だがdocomo Palette UIの対応機からはダウンロードが出来るようだ。

模様替え通知が復活 着せ替えコンテンツにクリスマスバージョンが追加


 和風テイストの冬版にどうやってクリスマスバージョンの模様替えをかぶせてくるか期待したのだが、別デザインの執事室が用意されるという斜め上の展開だった。クリスマス専用の部屋と書けば聞こえは良いが、このデザインを来年以降も使い回すための布石ではないことを願いたい。
 お正月バージョンの「伝統」である斜め置きのコタツも登場してしまい、クリスマスが終わった後はこのままお正月になだれ込むつもりなのだろうか。冬版のような1日を通したドラマ仕立ての展開もなくそれぞれのシーンが独立した構成で、キャンドルを除けばアイテムの作り込みが浅い消化不良というのが正直な感想だ。

 ひつじの執事室は、毎日更新される伝言板以外にはしゃべってキャラのダウンロードくらいしか息をしているコンテンツがない状況で、徐々に制作リソースが減少していくことも理解せざるを得ないのかもしれない。たとえば、しゃべってコンシェルアプリと融合するなどして、この世界観を大切に継続していってほしいと願うばかりだ。


【2013/12/22追記】
 以前からiモード版のひつじの執事室を観察しておられる、ひよさんのブログ「LET IT BE MY WAY」で、iモード版とスマートフォン版の違いについて言及されています。ひつじのしつじくんの動きが微妙に異なるのですね。たいへん興味深いです。
 ひよさん、いつも情報やコメントありがとうございます。


【参考】

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