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At First

Hondaスマートキーの電池を交換する(2022年)

キー電池残量低下のメッセージ

 ある日、ジェイドハイブリッドのシステムを始動させると、マルチインフォメーションディスプレイに警告音と共に「キー電池残量低下」と表示された。Hondaスマートキーの電池残量が少なくなると表示されるメッセージだ。
 インサイト(ZE2)を所有していた頃に「Hondaスマートキーの電池を交換する」(2011/12/7)として交換手順を一度記録しているが、あれから10年超(!)が経っているので、情報を更新しておこう。このスマートキーはフィット(2020年モデル)やS660などと共通の形状だ。

JADE HybridのHondaスマートキー


カバーさえ開けられるなら交換は自分で出来る

 ジェイドのオーナーズマニュアルには「電池交換の際は、破損などの恐れがあるため、Honda販売店での交換をおすすめします。」という記載はある。
 とはいえ、マニュアルに記載されている手順のうち「難関」があるとすれば、傷を付けずにカバーを開けたり閉めたりする際にちょっと力がいることと、電池の型番を間違えずに購入してくることの2点くらいだ。
 さっそく交換してみよう。
 まず、Hマークの上にあるレバーを引きながら、銀色の内蔵キーを引っ張ってスライドさせて取り出す。

レバーを引きながら内蔵キーを取り出す

 次に布を巻いたコインを開口部に差し込んでコインに力を入れてひねるように回すと、カバーが外れて電池が取り付けられた本体が現れる。(下の写真は画像の一部を加工しています)

カバーを外す


 電池はコイン型リチウム電池のCR2032。Panasonic製ならメーカー希望小売価格で330円(税抜300円)。スペアキーも早かれ遅かれ電池切れになるので、複数個揃えておくのがお勧めである。
 オーナーズマニュアルには、相変わらず「+(プラス)と-(マイナス)を間違えないよう、電池を交換する」と注意書きがあるのでお伝えしておきたい。Panasonicなどのメーカー名やCR3032といった型番が書かれている側に「+」の表示があるので、プラス側が見えるように取り付ける。電池を交換した後のカバーの取付は合わせ位置を確認して強く押しつけるだけなのだが、開けるときのようにコインが使えないので少し苦労するかも知れない。
 以上のような作業手順は10年を経ても変化してない。電池を交換したところで「電池残量は十分です」などと表示されるわけではないが、「キー残量低下」の表示が出ないことを確認して交換は終了だ。

 このスマートキーは傷が相当に目立ちそうな外観だったので、Amazonで購入したIKT(アイケーティー)のシリコンカバー(ホンダ車用 スマートキーシリコンカバー 2ボタン ブラックレッド:HS-001BKRE)を装着している。
 ストラップはULSYEES(ユリシーズ)木製リングストラップ minimoで、記録を遡ると2015年の11月のXperia Z5 Compact SO-02Hへの機種変更に合わせて購入した逸品だ。巡り巡って、今はスマートキーのストラップとして使っている。

シリコンカバーとストラップを装着したHondaスマートキー


参考

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