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Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bに5回目のソフトウェア更新

■1か月半ぶりの更新配信

 2021/11/1からGalaxy S21 Ultra 5G SC-52Bに発売以来5回目のソフトウェア更新の配信が開始された。前回2021/9/16から1か月半の間隔が空いた。今回も「品質改善」の更新で、ドコモのWebサイトに掲載された「改善される事象」は、セキュリティパッチレベルの更新のほか、「手書き入力文字を確定後に、予測テキストの表示が消える場合があります」と記載されている。標準搭載の手書き文字入力アプリに関する不具合更新のようだ。

改善される事象


 更新ファイルのサイズは1155.17MB。前回の81.21MBは特に小さかったとしても、初回更新以来のファイルサイズ1GB超えで変更点が多いのだろうか。

更新のインストール準備が完了


 更新作業は問題なく終了。

ソフトウェア更新「端末を更新しました。」


■何事も無かったかのように…

 最後に更新前後のソフトウェア情報を比較してみよう。前回の更新はビルド番号は変わらず、ベースバンドバージョンだけが変わる奇妙なアップデートだった。
 今回、ベースバンドバージョンはSC52BOMU1AUH1からSC52BOMU1AUJ2に変わり、ビルド番号もRP1A.200720.012.SC52BOMU1AUGBからRP1A.200720.012.SC52BOMU1AUJ2に変わったことで、ようやく末尾の2文字が同一に戻った。カーネルバージョンに含まれる日時は2021/7/20 20:43から2021/10/6 20:33まで約2か月半一気に進んでいる。その他「SE Androidのステータス」の3行目の日付が進み、「サービスプロバイダのソフトウェアバージョン」の1行目の末尾の数値は「0004」から「0011」に、「セキュリティソフトウェアバージョン」の最終行が「SMR Aug-2021 Release 1」から「SMR Oct-2021 Release 1」にそれぞれ変わった。
 Androidセキュリティパッチレベルも2021/8/1から2021/10/1に更新されている。

更新前後のソフトウェア情報の比較


 前回のソフトウェア更新が取り急ぎ緊急性の高い修正を行ったかのように見える内容だったので、次の更新までの期間は短いのではないかと予想していたが、しれっと通常通りの間隔で更新が配信されて拍子抜けしている。


【参考】

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