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Xperia 1 II SO-51Aに2回目の品質改善アップデート

■間隔12日での2回目のアップデート

 ドコモから発売されているXperia 1 II SO-51Aに、2020/6/30からソフトウェア改善の提供が開始された。2020/6/18の発売当日に行われたアップデートに続く2回目となる。

2020/6/30のアップデートは品質改善


 ドコモのWebページに記載された、今回のアップデートで「改善される事象」は以下の3点である。

  • 通話音声が途切れる場合があります。
  • 特定の画像を壁紙に設定すると、まれにフリーズ/再起動する場合があります。
  • まれに使用するSDカードの状態により、電源再起動を繰り返す場合があります。
 私は音声電話の使用頻度が低いこともあり、他の事象を含めて心当たりはない。
 au版のXperia 1 IIの状況を確認すると、2020/6/26に「通話中に相手の音声がブツブツと途切れる場合がある。」「まれにmicroSDメモリカードが挿入されている状態で電源を入れると電源が切れたり再起動やフリーズする場合がある。」という同様の2点を改善事象とするアップデートが開始されており、修正の緊急性が高い不具合であったことがうかがえる。


■ソフトウェアアップデート? システムアップデート?

 アップデート方法を確認する。
 『設定』メニューから『システム』⇒『詳細設定』⇒『システムアップデート』を開く。ドコモのWebサイトで案内されているソフトウェアアップデートやソフトウェア更新という文言ではなく、システムアップデートと表示されているのは注意点だ。

「システムアップデート」メニュー


 『設定』メニューの「セキュリティ」にも、AndroidのセキュリティパッチレベルとGoogle Playシステムアップデートのメニューがあり、こちらからも更新作業は出来そうだ。

「セキュリティ」メニューからもアップデート可能


 「お使いのシステムは最新の状態です」と表示されるが、そんなはずはないので無視して「アップデートを確認」をタップする。
 なお、スクリーンショット中の波線は、Xperia 1 IIの21:9シネマワイドの画面比率でそのまま掲載すると、あまりに長すぎるので画面中央の余白部分をカットしていることを示している。視認性の面でも、こうしたシステム画面はワイドディスプレイへの対応が必要だと思う。

アップデートを確認


■「インストールを一時停止しました」の原因は?

 アップデートは「システムアップデート」の準備中と表示され順調に進行するのだが、画面がロック状態になったので電源キーで復帰させてみると「インストールを一時停止しました」と表示されてしまうのは気になるところだ。とりあえず「再開」をタップする。

インストールを一時停止しました


 続いてアップデートのダウンロードとインストールからアプリの最適化へと進んでいく。

アップデートのインストール中


 開始から7分で「システムアップデート利用可能」と表示された。ダウンロードとインストールが進んだあとで、いまさら「利用可能」と言われるのは違和感がある。右下に「今すぐ再起動」のボタンがあり、再起動で適用されると言うことだろう。

今すぐ再起動


 アップデート開始から8分でシステムアップデートが完了した。ドコモのWebサイトには更新時間が約6分と記されていたが、途中でインストールの一時停止が発生してしまった差だろう。

システムアップデートが完了しました


 『設定』⇒『デバイス情報』⇒『Androidバージョン』をタップして更新前後で比較してみよう。
 AndroidセキュリティパッチレベルとGoogle Playシステムアップデートは2020/5/1で変更はない。ベースバージョンも同じだ。カーネルバージョン自体も変わらないが、日付が2020/4/23から2020/6/12に更新され、ビルド番号も58.0.B.7.3から58.0.B.7.10に末尾の数字だけ変化している。

アップデート前後のバージョン比較


【参考】

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