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Xperia rayを入手。IIJmio回線でサブ機として使い始めた

 先日、ドコモ2011年夏モデルのソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(当時)製スマートフォンXperia ray(SO-03C)を中古で購入した。若干の使用感はあるものの比較的程度が良い筐体で、購入価格は9,980円だった。
 Xperia rayは、女性向けにサイズやデザインを重視して開発されたモデルで、ディスプレイは約3.3インチ、横幅53mmのコンパクトなボディに当時のハイエンド端末Xperia arcと同等の機能を搭載した製品だ。おサイフケータイの機能が搭載されていないことから私の購入検討対象には上がらなかったが、製品の世界観や高機能が凝縮されたコンセプトを羨望の気持ちで眺めていたことを記憶している。一目でそれと分かるデザインは、2年が経過した今であってもその輝きを失っていない。

Xperia ray(SO-03C)にDrape Collection Dew Drop Caseをセット


 こうしたデザイン製の高い端末にはそれ相応のケースを装着して運用することが必要と考えた私は、MSY社のDrape Collection Dew Drop Case for Xperia rayというお洒落なケースをあわせて調達したことも告白しておく。

背面のデザインも美しい、Xperia ray


 さて、今になってこうした古い端末を入手したのは、MVNO事業者が提供している「格安SIM」を利用して常時通信できるサブ機を用意したい気持ちが高まったからだ。
 今回選んだ通信サービスは、ビックカメラグループがBIC SIM powered by IIJの名称で取り扱うIIJmioの「IIJmio高速モバイル/Dサービス」である。このうち月額945円で500MBまで高速通信が出来るバンドルクーポンが添付された「ミニマムスタートプラン」を契約した。
 Xperia rayは標準サイズのSIMカードに対応した端末であるが、SIMカードを将来的に他の端末で利用することも想定して今回はmicroSIMサイズのパッケージをチョイスしたため、端末への取り付けにはアダプターを介する必要が生じた。

BIC SIMはミニマムスタートプランなら月額945円 microSIMにアダプターを取り付けてXperia rayに挿入


 通常は最大200kbpsに速度が制限される通信となるが、アプリ「IIJmioクーポンスイッチ(通称:みおぽん)」やWebページでクーポンスイッチをONにすると最大で下り112.5Mbps、上り:37.5Mbpsの通信が可能になる。もっとも、Xiに対応していないXperia rayの場合は、最大でHSDPAの14.4Mbps(上りは5.7Mbps)にとどまるが映像視聴や大容量のファイルを送受信するのでなければ実用上の問題はないだろう。
 非公式ではあるが「まいみお!」というデータ通信量と残量を容易に管理できるアプリが公開されているのも心強い。

高速通信への切り替えはアプリからも可能 非公式アプリ「まいみお!」で通信量の管理が容易に


 ところで、IIJmioに限らずデータ通信契約のMVNOサービスを利用すると待受状態でのバッテリー消費が異常に早くなる、いわゆる「セルスタンバイ問題」が発生することが知られている。たしかに、端末情報のメニューから電池使用量で「セルスタンバイ」の詳細を確認すると「圏外時間」が100%になっていた。
 詳細は省略するが、ネットの情報を参考に対策を講じると事象は改善されたようで一安心。

MVNO SIMのセルスタンバイ問題が発生。 セルスタンバイ問題の対策に成功


 サブ機としての運用の範囲に限られるが、ひきつづき、利用状況や使用感等を記していきたい。

ELUGA XとXperia rayを親亀子亀状態


【参考】

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