■Androidセキュリティパッチレベルの更新のみか？
2017/11/8から、ドコモ版Galaxy S8 SC-02Jに発売以来4回目のソフトウェア更新の配信が開始された。前回2017/9/4の更新から2か月の間隔が空いている。
ドコモWebサイトの製品アップデート情報では端末本体で更新にかかる時間は約30分と案内されているが、手元のWi-Fi接続環境では約10分で完了した。ファイルサイズが153.05MBと比較的小さいことから、Webの記載が誤記ではないだろうか。
今回のアップデート内容を確認すると、
- より快適にご利用いただけるよう品質を改善いたします。
- セキュリティ更新（設定メニューのセキュリティパッチレベルが2017年10月になります。）
の2点が明らかにされているが、セキュリティ更新以外の差異は見つけられていない。
更新後のカーネルバージョンに含まれる日付は2017/8/8から2017/10/20に、ビルド番号はNRD90M.S02JOMU1AQH2からNRD90M.SC02JOMU1AQJ2にそれぞれ変更になった。AndroidセキュリティパッチレベルはWebサイト記載のとおり、２か月ぶりの更新が行われ、2017年10月1日になっている。
2017年夏モデルとして発売されたGalaxy S8 SC-02Jは2017/10/18に公開されたドコモのAndroid 8.0へのアップグレード対象機種に当然に含まれている。今後も2か月に1度の更新ペースが続くとすると、2018年の年明け後、1月上旬に次回のソフトウェア更新が行われ、このタイミングでOSアップデートが行われるのではないかと見込んでいる。
【参考】
