VAWW-NET ジャパンの勉強会のお知らせです
貴重な機会だと思いますので、行ける方は是非に
★☆★VAWW-NET ジャパン2010年ワークショップの内容変更のご案内★☆★
2010年はご存知の通り、故松井やよりが提唱し、VAWW-NET ジャパンが主
催団体の一つとなった「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」(2000年12月)
が開廷して10年目、「慰安婦」問題が韓国の女性運動から提起されて20年目、そ
して「韓国併合」100年(1910年8月)の年まわりにあたります。
そこで、VAWW-NET ジャパンでは、今年前半期には、「慰安婦」問題の解決を
めざす視点から、以下のように2月・3月に<特別編①②>を行ったうえで、
「韓国併合」100年をむかえる8月を前に<「韓国併合」100年と「慰安婦」問題
①②③>のワークショップを開催します。(後半期は「法廷」10年特集等を予定)。
まず2月には<特別編①>として、中原道子(VAWW-NET ジャパン共同代表)・
金 富子(同運営委員)により「アウシュヴィッツーベルリン・ラーヴェンスブリュック
~ナチスドイツの戦時性的強制の記憶を旅して」を行うことにしました。
ナチ・ドイツによって組織的に行われたユダヤ人大量殺戮(ホロコースト)。
これによって、約600万人のヨーロッパ・ユダヤ人が殺害されました。それ以
外にもナチへの政治的敵対者、ポーランド人政治犯、ソ連兵捕虜、シンティ=ロ
マなどが殺害されました。ポーランドにあるアウシュヴィッツ絶滅収容所は、
その象徴的な場所です。またベルリン郊外にあるラーヴェンスブリュック強制
収容所は、女性を対象とした唯一の収容所です。この二つは博物館となって、
現在多くの人が訪れています。
しかし収容所で「売春」が女性たちに強いられたことは、現在もあまり知られ
ていませんし、ガイドでも語られることはないようです。ベルリン女の会が訳し
たクリスタ・パウル『ナチズムと強制売春』(明石書店)がある程度です。
中原と金はそれぞれフィールドワークを行い、現地の多くの方々の協力でナチ
ズムの戦時性的強制について新たな展開と情報を得てきました。あわせてドイツ
の首都ベルリンで活発に行われているナチズムという負の「記憶の継承」事業に
も感銘を受けてきました。安易に比較はできませんが、これらは「慰安婦」問題
という性的被害、また記憶の継承の意義を考えるときに、さまざまなヒントを与
えてくれます。当日は、現地で撮影した映像資料を多用ながら報告します。
ぜひご参加ください
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
<特別編①>中原道子(VAWW-NET ジャパン共同代表)・金 富子(同運営委員)
「アウシュヴィッツーベルリン・ラーヴェンスブリュック
~ナチ・ドイツの戦時性的強制の記憶を旅して」(映像資料を多用)
にちじ:2月18日(木) 6時開場、6時30分開始
ばしょ:早稲田大学22号館 8階 会議室
(早大の国際会議場・図書館の門の道をはさんで斜め向かいの黄色のビル)
※東京メトロ東西線「早稲田」駅徒歩5分
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
《今後の予告》
4~6月は、以下のように<「韓国併合」100年と「慰安婦」問題>シリーズを
予定しています。乞うご期待
4月 <「韓国併合」100年と「慰安婦」問題①>
宋連玉(青山学院大学教授、朝鮮ジェンダー史)
「朝鮮植民地支配と朝鮮人女性ー公娼制度・「慰安婦」制度から考える」
5月<「韓国併合」100年と「慰安婦」問題②>
金栄(ルポライター)
「植民地期朝鮮北部の軍隊と慰安所・遊廓」
6月<「韓国併合」100年と「慰安婦」問題③>
朱秀子(在日の「慰安婦」裁判を支える会)
「在日の「慰安婦」宋神道さん裁判―個人・裁判・運動を振り返る」
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
VAWW-NET ジャパン事務局
貴重な機会だと思いますので、行ける方は是非に
★☆★VAWW-NET ジャパン2010年ワークショップの内容変更のご案内★☆★
2010年はご存知の通り、故松井やよりが提唱し、VAWW-NET ジャパンが主
催団体の一つとなった「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」(2000年12月)
が開廷して10年目、「慰安婦」問題が韓国の女性運動から提起されて20年目、そ
して「韓国併合」100年(1910年8月)の年まわりにあたります。
そこで、VAWW-NET ジャパンでは、今年前半期には、「慰安婦」問題の解決を
めざす視点から、以下のように2月・3月に<特別編①②>を行ったうえで、
「韓国併合」100年をむかえる8月を前に<「韓国併合」100年と「慰安婦」問題
①②③>のワークショップを開催します。(後半期は「法廷」10年特集等を予定)。
まず2月には<特別編①>として、中原道子(VAWW-NET ジャパン共同代表)・
金 富子(同運営委員)により「アウシュヴィッツーベルリン・ラーヴェンスブリュック
~ナチスドイツの戦時性的強制の記憶を旅して」を行うことにしました。
ナチ・ドイツによって組織的に行われたユダヤ人大量殺戮(ホロコースト)。
これによって、約600万人のヨーロッパ・ユダヤ人が殺害されました。それ以
外にもナチへの政治的敵対者、ポーランド人政治犯、ソ連兵捕虜、シンティ=ロ
マなどが殺害されました。ポーランドにあるアウシュヴィッツ絶滅収容所は、
その象徴的な場所です。またベルリン郊外にあるラーヴェンスブリュック強制
収容所は、女性を対象とした唯一の収容所です。この二つは博物館となって、
現在多くの人が訪れています。
しかし収容所で「売春」が女性たちに強いられたことは、現在もあまり知られ
ていませんし、ガイドでも語られることはないようです。ベルリン女の会が訳し
たクリスタ・パウル『ナチズムと強制売春』(明石書店)がある程度です。
中原と金はそれぞれフィールドワークを行い、現地の多くの方々の協力でナチ
ズムの戦時性的強制について新たな展開と情報を得てきました。あわせてドイツ
の首都ベルリンで活発に行われているナチズムという負の「記憶の継承」事業に
も感銘を受けてきました。安易に比較はできませんが、これらは「慰安婦」問題
という性的被害、また記憶の継承の意義を考えるときに、さまざまなヒントを与
えてくれます。当日は、現地で撮影した映像資料を多用ながら報告します。
ぜひご参加ください
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
<特別編①>中原道子(VAWW-NET ジャパン共同代表)・金 富子(同運営委員)
「アウシュヴィッツーベルリン・ラーヴェンスブリュック
~ナチ・ドイツの戦時性的強制の記憶を旅して」(映像資料を多用)
にちじ:2月18日(木) 6時開場、6時30分開始
ばしょ:早稲田大学22号館 8階 会議室
(早大の国際会議場・図書館の門の道をはさんで斜め向かいの黄色のビル)
※東京メトロ東西線「早稲田」駅徒歩5分
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
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《今後の予告》
4~6月は、以下のように<「韓国併合」100年と「慰安婦」問題>シリーズを
予定しています。乞うご期待
4月 <「韓国併合」100年と「慰安婦」問題①>
宋連玉(青山学院大学教授、朝鮮ジェンダー史)
「朝鮮植民地支配と朝鮮人女性ー公娼制度・「慰安婦」制度から考える」
5月<「韓国併合」100年と「慰安婦」問題②>
金栄(ルポライター)
「植民地期朝鮮北部の軍隊と慰安所・遊廓」
6月<「韓国併合」100年と「慰安婦」問題③>
朱秀子(在日の「慰安婦」裁判を支える会)
「在日の「慰安婦」宋神道さん裁判―個人・裁判・運動を振り返る」
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