廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

トリックアートミュージアム 終

2009-01-25 14:11:00 | 廃墟B
続き>>


 三階屋上兼喫茶室へやって来ました。







 喫茶店があります。







 UCCの看板が残っていました。







 ハヤト「コカコーラを注ぐ機械がありますよ!」

 ドース「物があって良かったですね^^」







 床はフローリングで、広々としています。







 さっきの螺旋階段がありました。







 屋上が見えます。

 ハヤト「あれなんだか分かります?」

 ドース「え!何ですか?」

 ハヤト「千年杉の株が放置されているんです。後で観ましょう。」







 ドース「窓硝子が全部割れてますね。」







 ハヤト「奥はトイレなので、特に..わぁマットが敷いてある、えっ!これなんですか!?」

 ドース「わっ、何ですか!ヤバそうですね!」

 ハヤト「これ..リストカットとかじゃないかな?」

 ドース「うわぁ、そんな感じですねえ、リアルだな~、廃墟探検てこう言う現実にも遭遇するんですね!」







 屋上へ出ました。

 ハヤト「千年杉の株が放置してあるのですが、何故屋上にあるのしょうね、と言うかトリックアートの美術館に杉の株ですか?」

 ドース「千年杉の株、何でしょうね、いちよ美術品と言うわけなんでしょうか?」







 添記がありました。







 椅子やベンチがあります。







 ハヤト「ここは、景色も良くて風が気持ちいいんです。」

 ドース「はい、この地域はけっこう標高がありますし、有名な山も近くで望められて気持ちいいですよね~。^^」







 ドース「同業者も来た様ですよ!下で歩いている音がしてます。」

 ハヤト「じゃあここで少し休んで行きましょう。」

 私が階下の気配を知る為に階段の入口まで確かめに行った際、確かに足音と扉の開閉音がしていたので、廃墟系が来ているのかと思って、待っていたが、一向に屋上へ上がって来ないので、私達は帰る事にし、下へ下りる最もまだ足音がしていました。

 ハヤト「まだいるね、まあいいや、帰れないから下りよう。」

 私達は会話をしながら階段を下りて行きました。

 ハヤト「あれ?誰もいない、僕達の気配に気づいて逃げちゃったんですかね?」

 ドース「それにしても早い逃げ足ですね~、今の今まで気配があったのに」


 実は、私達がここへ来た時、出入口の柵の直近にチョークで人形をなぞった現場検証の跡が残っていて、私達は「人の形をかたどってる、事故だ、おそらく夜中にここに肝試しかなんかで来て、柵に気づかず、バイクでそのまま突っ込んだのかもしれませんね、人形の検証痕があると言う事は、亡くなった可能性がありますね..」等と言っていました。
 後で聞いたのですが、やはりバイクがこの柵に突っ込んだ事故があった様で、その時ちょうど通り鰍ゥった人が、血だらけの輩を目撃した様で、その運転手はかなりの重症だったのではないか?」との事でした。


 ハヤト「もしかしてまだ自分が死んだって事が分からず、肝試しに来てるんじゃないか?!(-_-;)」

 ドース「やめて下さいよ!ww(>_<)」


 後日この話しを地元の廃墟系にしたところ「僕達翌日行ったのですが、同じ事があったんですよ!誰か来た気配があったのですが、誰もいなかったので、帰ったのかな?と思いました。それとハヤトさんの言う話し知ってます。事故が遭ったんですよねw。」

 それから東京方面の廃墟系も事故の事を知っていたと言うw 笑

 廃墟は色んな意味で危険です。








*トリックアート、騙し絵の美術館
 平面に立体に見える様な絵を描く件p
 ホテルや旅館の廃墟とはまた違う落ち着いた怪しい雰囲気で良かったです。
 最近は撮影スタジオとして使用されている様なので、訪問する方は関係者との遭遇は回避してください。
2008/09/20 ・ 2009/01/24オーバードース、キャプテンハヤト
 <<戻る

トリックアートミュージアム

2009-01-25 07:00:00 | 廃墟B


 ドース「ここですかー、なるほどぉ、美術館の廃墟ですねえ。隊長、意外と身近な場所に廃墟ってあるもんなんですね~」

 ハヤト「意外と遠くの物件ばかりに目が行って、身近なところにある物に気づかないんですよねー」







 ドース「宿泊施設と雰囲気が違って、こう言うところも良いもんですね!」

 ハヤト「ええ、ホテルなんかと違って、美術館とかって箱が小さいから、散歩気分で探索が出来るし、何か落ち着くんですよね~」







 ドース「あ~、壁の絵が立体に見えるわけですねぇ~」

 ハヤト「はい、トリックアートの美術館、騙し絵アートですよね~」







 ハヤト「あそこが出入り口です。」

 ドース「はい、ワクワクします。」







 ドース「わぁ~暗いですね~。何か散らかってる。」

 ハヤト「足元に気をつけて下さいね~」













 売店です。













 チラシがあったので撮っておく。

 





 ハヤト「現役の頃ですねえ。なんか著名な建築家が設計した様な事を聞きましたよ?」

 ドース「そうなんですか、でもこうなってしまうとなんか寂しいですね。」

 ハヤト「次は、ここの裏ャCントでもある隠し部屋へ行きましょう。」

 ドース「隠し部屋ですか?..」







 ハヤト「この部屋なんですが、まあ部屋と言っても階段下の物置きスペースですが、10年位前に現金輸送車襲撃事件が遭って、その犯人がここに潜伏していたんです。勿論逮捕されています。前回来た時はまだ生活感が残っていたのですが、今は片付けられてしまっていますね。」

 ドース「そんな事が遭ったんですね!廃墟も犯罪者の根城にもなり得ますからね。」







 ハヤト「絵の描かれた扉があるんですよ。」

 ドース「あーほんとだぁ、美術館ぽいですね~」

 ハヤト「じゃあ中へ入ってみましょう。」







 ハヤト「広間です。顔の絵が崩れてます。」
 
 ドース「顔が凄い事になってますね。」







 ドース「今また流行ってる3Dですね。」

 ハヤト「はい、今のは専用メガネが必要ですが、これは要らないみたいです。笑」







 ドース「トリックアートは、脳の錯覚なので専用メガネはいらないですね 笑」 

 ハヤト「柱の向こう側の扉が少し開いていて、誰かがこっちを覗いていますよ?」

 ドース「やっぱり心霊関係も好きだと見る目が違いますね 笑」







 ハヤト「穴が開けられてますねえ」

 ドース「これ絶対自然じゃないですよね、暴走族かなんかが壊したんですね。」

 ハヤト「顔が怒ってないですか?」

 ドース「ちょっと浮「ですよね。何の絵なんですかね?」

 ハヤト「太陽神殿とか何とかモチーフになってそうですね、知りません 笑」







 ハヤト「魚が泳いでいる絵、いいですよ~」







 ドース「あ、ほんとだ、壁に向こうからこっちまで描いてあって、大きくて迫力がありますね。」







 ハヤト「天井にも絵が描いてありますよ!」







 ドース「わぁ~いいですね~。これもトリックアートですね!」







 ドース「立体に見えます。」







 ハヤト「ここは残留物がないので、この天井画が見所なんですよ。」

 ドース「この絵は、聖書の一ストーリーなんですかね?」

 ハヤト「たぶんそれにちなんだ絵でしょう。」


 




 ハヤト「じゃあそろそろ二階へ行ってみますか」







 ハヤト「この階段から行きましょう。」







 ハヤト「脚立がありますね。」

 ドース「危ないですね、暗けりゃ引っ鰍ゥりますね。」







 ドース「ここもゴミが散乱してますね。」

 ハヤト「黄色い物は、パイプの断熱材みたいですよ?」







 ハヤト「あそこは、さっき私達がいたフロアの上ですね。」







 ハヤト「螺旋階段があります。」













 ドース「さっきの絵ですね。大きさが分かります。」


 




 





 ハヤト「壁は、総鏡張りだった様ですが、殆ど割れて無くなっていますね。」

 ドース「あ~、ほんとだ、美術館だけあって、アートですね。」

 ハヤト「ガラス張りだった頃を見たかったです。」







 ハヤト「ちなみに、映画やドラマの撮影なんかで使われているらしいですよ?」

 ドース「あ、そうなんですか~、有名なんですねー」

 ハヤト「時々私のところにも制作スタッフさんから問い合わせが来ます。」

 ドース「あ、そうなんですか!?」

 ハヤト「でもあんまり照会出来ませんけどね。たまたまロケの後行ってみたら、缶コーヒーの空き缶数本となんとドラマ名が書いてある段ボールが幾つか放置されていた事があったので。」

 ドース「そうなんですね。元どうりにして撤収してほしいですね。それと場所が有名になると荒れますねぇ。」







 ハヤト「アートだけにアートっぽく撮ってみよう。」







 ハヤト「三階へ上がりますか」

 ドース「三階もあるんですか!」

 ハヤト「まあ屋上なんですが、いいものがあるんです^^」






 続く>>

天然痘隔離病棟跡FILE5 end

2009-01-24 23:17:00 | 廃墟A
続く>>



































































































  


*大変長いFILEなので、一編に閲覧した方はお疲れ様でした。当該場所は、雑誌やDVD、テレビ等で取り上げられ、全国的に有名な廃墟なので、ノーコメントにして、皆さんには写真を見ながら探検して頂こうと思いました。

 この病院の運営開始は、昭和33年、閉鎖されたのが昭和57年だが、昭和53年の近海沖地震で、病院前の国道が土砂崩れで使用出来なくなり、既に病院は機能しなくなっていた。
 実質的な閉鎖は、昭和50年初頭頃と思われる。
 天然痘隔離病棟と言われているが、天然痘の脅威が解除された後、開業されたので、実際は、結核や赤痢の伝染病患者の為の病院だったらしい。それも赤痢や結核の治療法もこの頃は確立されており、大量の死者は出なかったものの、それでも昔の事なので、現在より治療技術も発達していない為、死者は意外といて、入院した際、満足な治療も施されぬまま死んで行った人達も多いと言う。
2008/4/5オジー、ハヤト ・ 12/19キムラ、ハヤト
 <<戻る