
クリムゾン2018、日本場所六日目。
セトリ↓
King Crimson Concert Setlist at Sun Plaza Hall, Sendai on December 4, 2018 _ setlist.fm
Set 1:
Drumsons Restore Ecological Balance
Larks' Tongues in Aspic, Part One
Neurotica
Epitaph
One More Red Nightmare
Red
Cadence and Cascade
Discipline
Peace: An End
Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)
(partial)
Radical Action III
Meltdown
Radical Action II
Level Five
(on setlist described as "LTIA 5")
Set 2:
Drumsons Discover Cold Fusion
Suitable Grounds for the Blues
(with Jeremy Stacey piano intro)
Fallen Angel
Indiscipline
Easy Money
Moonchild
(with bass, guitar and piano cadenzas)
The Court of the Crimson King
(with coda)
Starless
Encore:
21st Century Schizoid Man
(with Gavin Harrison drum solo)
※ロイヤルパッケージQ&A~メルさん
‥‥‥

↑のタイミングでのトニーさんのショットがたぶん↓

考えてみると、自分は現行クリムゾンを渋谷オーチャードホールでしか観ておらず、仙台サンプラザホールは、音響がオーチャードとはかなり異なり、残響の具合がノスタルジック?というのか、70年代の良質のブートレグみたいだな???と思いながら観ていた。
ナチュラルで、クラシック・ロックに相応しい感じ。
ツインギターのサウンド、ものすごくよかった。
会場のこじんまり感はトニーさんのロード・ダイアリーでも確認できる。
1階はほぼ埋まっていたものの、3階席は閉鎖、2階席も3割くらいの入りで(当日券?)、なんというのかもったいない。
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「ドラムサン(ザ・ヘル・ハウンズ・オブ・クリム)」からの「パート1」、自分が実演を観るのは2015年12月7日の初日以来で、その初日にはまだメルさんのフルートによる「君が代」が挿入されるアレンジはなかったので(2015/12/10から)、今回聴けて、しかもかなり長く演奏してくれ(場内拍手喝采)、完奏してしまうのでは?と心配になるほどだった。
「な~りて~」あたりまでやったくれたような。
セトリは一昨日の札幌に準じたもので、札幌でやった「レターズ」「パート2」が「ケイデンス&カスケイド」「ブルース環境」に変更され、自分としては「ケイデンス&カスケイド」を聴けて、実によかった。
『レッド』スタジオ音源制覇は感無量というしかない。
まさか、そんなライブを21世紀に体験できるとは、自分がクリムゾンにはまった80年代当時には想像もできない。
「ワン・モア・レッド・ナイトメア」のずば抜けたかっこよさにしびれ、2014~2015年のそれとはまったく別物なのではなかろうか。
ジェレミーさん加入の影響のでかさを感じる。
またしても「ディシプリン」を聴け、相も変わらず「かっけ~」と独りごちる。
「ムーン・チャイルド」のアウトロ的なインプロ「カデンツァ」、この夜はフリップ先生すこぶる抒情的で素晴らしかった。
つづく「宮殿」では、最後のフルートソロでメルさんの出音がとぎれがちになったところがあり、終わってすぐに膝でフルートをへし折るようなアクションを!
ちなみにメルさんは、演奏の出番がないときマウスピースに水を垂らしてみたり、セットリストの紙をちぎってトーンホールに差し込んで余分な水気をすいとってみたり、ちょこまかと楽器を調整しているのが興味深かった。
「スターレス」のミドルパートのクリムゾン流ブルースセクションは4周するわけだが、4周目で微妙にトニーさんの拍がずれ、ユニゾンを弾いているジャッコさんがトニーさんをじろり!と。
もちろんすぐに正常運転になったが。
アンコールの「21マン」では、ミドルパートに入ってすぐジェレミーさんがブレイクぎみに演奏に急ブレーキをかけ、キックとフロアタムの連打でまた盛り上げていくという緩急をつけた展開。
ギャヴィン氏のソロは気合いがすごく、例の「指ペロタムベンド」を「ドゥ~ン…」と4回か5回もやっていて、一度は実演を観たいと思っていた自分には最高であった(一人で拍手してしまった!)。
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さて、この六日目までの今回の日本ツアーでクリムゾンが演奏した曲で自分が観れていないのは3曲!―――「冷たい街の情景」と「船乗り」と「フラ‥‥‥
King Crimson in Sendai: https://t.co/ykZCOeLYAM
— Tony Levin (@tonylevin) 2018年12月6日
【KING CRIMSON】仙台公演のセットリストを公開!次回7日は金沢公演!北陸地区の皆さんお見逃しなく! #kingcrimson pic.twitter.com/CT7Miasy7u
— Creativeman (@CMP_official) 2018年12月4日

