はげてら適当日記

なんてことない、サボリスギ日記です。
ほんとにサボリスギなんで、たまにしか見に来ないでください。

寒さと眠気

2018-02-26 20:03:48 | 思いつき
ここ数日のハンガリーは、えらく寒い。
と言ってもドナウ川が凍ったほどの昨年の年明けのような酷寒ではなく、せいぜいマイナス10度といったところ。
でも、ハンガリーの建物は建て付けが悪く、あちこちで隙間風が吹いてる。なので、いちいち寒い。床暖房なので暖かいといえば暖かいのだが、隙間風のおかげで局所的に寒い。
寒さのせいなのか、単に時差ボケなのかはわからないけれど、やたら眠い。
クマなど一部の動物のように、体が冬眠しようとしているのか?
思い出せば、寒い時にはあくびが頻繁に出ていたように思う。そして今も。

でも人間が自然に冬眠したなんて話は聞いたことがないし、やっぱりただの時差ボケなのかなあ。

とりあえず、まだ20時過ぎだけど、眠いから寝よう。明日の朝にちゃんと目覚めますように。

日本に出張

2018-02-16 10:55:02 | ハンガリー暮らし
日本へ出張です。
上の子の合格発表とちょうど重なったので、ビクビクしながら見るのです。
今は奥様と上の子が日本にいて、義母上と下の子と3人でブダペストで暮らしています。

今日から私が日本に行くので、下の子は義母上と2人暮らし。

何の不自由もないはずですが、やはり親がいないのはホームシックになるような気がして心配です。

上の子が無事に合格していれば、奥様も上の子も予定を前倒しして帰ってくるのですが、自己採点の結果はあまり芳しくない。
となると、3月の本帰国直前に戻ってくることになるので、下のにとってはまた寂しい期間が。。。

私も面接を控えてるので、上の子の心配をしてるだけではいけないのですが、まぁ、はげてら一族揃って苦難の時です。

誰か応援してください(・∀・)

いよいよ、いよいよ。

2018-02-11 21:21:24 | 子育ては大変だ
先日の記事から、時間というのはひとときも滞りなく過ぎていくものですね。
私立の高校の受験も終わり、県立高校の受験が火曜日に迫っています。
前期の倍率は3.5倍、県下で最高。我が家の姫君はどうなることかな。

幸か不幸か、合否発表の日は日本にいます。
一緒に発表を見にいくか、自宅でウェブで見るか悩んでいます。私も姫君もそういうところは度胸がないのですが、きっと奥様はスタスタと見にいくんだろうなぁと思います。

私は昔からこの子の努力する姿に弱くて、すぐに胸が熱くなってしまいます。
これで本命の高校に受かろうものなら、いや、不合格であっても、涙を抑えられない気がします。

果たして、我が家の姫君の受験やいかに。

ハンガリーの若い世代

2018-02-01 07:54:58 | ハンガリー暮らし
昨日、とある特殊法人主催のセミナーに参加してきました。
テーマは、ハンガリーの若い世代、ジェネレーションZと言われる人たちをいくつかのカテゴリにわけて、その志向や行動などを分析、理解しようというもの。
第1部は分析結果、第2部は企業としてどうアプローチするのか、という構成になっており、特に第2部は非常に勉強になりました。若い世代にかぎらず、社員へのアプローチという観点では、とても興味深く、意義のあるセミナーでした。

さてその若い世代ですが、いわゆる「意識高い系」みたいなのはおよそお金持ちの子女で、そのほとんどは女性で構成されている、とか。
ただその「意識高い系」の人たちも刹那的な志向があったして、努力してでもよい暮らしを、というような人たちはあんまりいないようなんですね。
貧しいけど勉強して、という人たちのグループもありましたけど、これまた女性が多いとか。
それらのグループを平たくいうと、「意識高いけど刹那的」「意識高くて物欲はあまりない、地味」「ボンボン」「中級で夢見がちも努力はしない」「貧しいけど勉強で上に」「物欲の塊」「上昇志向なく考えない」「引きこもり」みたいな感じ。

「意識高い」人たちのグループに女性が多いということの理由として、女性が早熟でいわゆる「よい子」の振る舞いに高評価が与えられる背景があるからだ、とか説明されていましたが、言ってることがめちゃくちゃ。そんなの今に始まったことじゃないでしょう。

仮にその分析が正しいものなら、ハンガリーの若い世代でまともなのは女性がほとんどで、男性は引きこもり、怠惰な物欲の塊、あるいは毒にも薬にもならない中庸な連中がほとんどということに。
そして全体の約半数が国外で働きたい、と考えている。

大学の助教授の方が説明された内容でしたが、もしそれが本当ならハンガリーの将来はもうダメですね。人材の流出は止まらず、日がな何かしらのスクリーンを眺める注意力散漫な連中がハンガリーに残り、生産現場で淡々と仕事をする。
年上への礼儀も知らない、仕事を覚えない、そんな世代が続々とこれから社会に供給され、これまでの世代の主力はすでに国外に出ており、教える側も教えられる側も「ちゃんと」してない、という時代になるようです。
※礼儀とか注意力散漫とかは第1部でも第2部でも言われていたので、私の評価ではありません

そして教育は企業の役割になりつつある、とか。なんと笑止な、教育機関や家庭は腫れ物に触るように若者を育てて世に送り出すなんて、ほんとハンガリーの将来は闇です。経済成長はしばらく続くんでしょうが、水面下でそういうことが起こりつつあるのが本当なら、そのうちまた転落していくでしょうね。