先日、遊びにきてくれた娘と上海ディズニーランドに行ってきたのです。
これが日本人には残念すぎた話を。
8月の末ということもあって、まだまだ暑い。お日さまもギンギン。まぁ、それはね、しかたない。わかってた。
そこじゃないんです。
もうね、きたなすぎる。
列にならんでいると、1mにひとつぐらいゴミが落ちてる。汗を拭いたティッシュペーパーをポイ。飲み終わったペットボトルをポイ。お菓子のくずをポイ。何でもポイ。ごみ箱がすぐそこにあるのに、ポイ。
曲がり角にポイ。ゴミ箱の上にポイ。植え込みにもポイ。アトラクションの雰囲気に合わせて作り込んであるような、手の届かないところにまでポイ。
東京はね、ゴミが落ちてたらすぐに掃除にきて、ささっと掃いてさっとどこかへ消えていくでしょ。この人たちがね、ほとんどいないんです。たまには見かけるんですけどね、その人の手持ちのチリトリにごみを放り込むツワモノもいます。
ごみの供給が多すぎる上に処理能力を配置していない。そりゃまぁ、そうなるわな。
アトラクションはテクノロジー寄りで見ごたえありましたよ。乗ってても、おおーって声が出る。でも、なんかこう、テクノロジーに寄りすぎてるというか、ディズニーのもつ、ややレトロな雰囲気とか、そういうのが希薄。好みなんだろうけどね。
非日常って感じがあまりなくて、新しい遊園地、て感じかな。ちょいちょい現実が無理やり入ってくる。ごみとか。暑さで泣いてる子どもとか。中国語のギャーギャーでかき消される音楽とかね。
ポップコーン食べてる人もほとんどいなくて、まぁ、これは東京が多すぎるんだろうけど、「ディズニーっぽさ」がね。ちょっとね。あちこちでキャラメル風味の香りが漂ってるとか、エリアごとの雰囲気のある音楽とか。なんか、物足りなかったな。
東京が好きなだけなんだろうな、とは思うんですけど、やはり残念だったなぁと思ってしまいました、という話。「東京行けよ」と言われそう。それでも、パリ近郊のやつはもっとよかったよ。きれいだったし。
来春に家族がきてくれるので、また行く予定です。もうホテルも予約しちゃってるので、お気に入りの蒸気船ウィリーのポップコーン入れを持ってきてもらって、気分を上げていこう。
なお、アトラクションで一番よかったなと思ったのはカリブの海賊でした。すごかった、の方が正しいかもです。