はーちゃんの気晴らし日記

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クマ記念日

2014年05月08日 | クマ
今日5月8日は、クマが我が家に来た日、クマ記念日です。

17年前の今日、クマは我が家の一員になりました。
初めて玄関に入ったときの、不安そうでおどおどした目を今でも思い出します。
まる17年間、我が家にいたんだなぁと改めて思います。

この17年の間には、色々なことがありました。
猫嫌いで気性の荒いクマには、猫や他の犬たちとの間でさまざまなトラブルがありました。
家の人間以外には、一切なつくことのなかったクマなので、特に近所の子供たちには嫌われていました。
クマの姿を見るだけで子供たちは逃げました。

でも、最近のクマには近所の子供たちも寄ってきます。
「触っても大丈夫?」
「噛み付いたりしない?」
と。
「大丈夫よ。」
と言うと、子供たちは、
「可愛い」
と言って、クマをなでます。

元気な頃のクマには考えられないような事です。
それだけクマは自分に起こっていることすべてがわかっていないようです。
寝たきりというか、眠ったきりです。
起きているのか眠っているのか、実際よくわかりません。
最近は小さな痙攣が起こることもなくなり、毎日ただただ穏やかに眠っています。

膀胱炎が繰り返し起こり、抗生剤もすぐに効果がなくなってしまいます。
その度に別の抗生剤に変えてもらうのですが、すでに何種類もの薬に変わっていて、そのうち考えられる抗生剤もなくなってきそうです。
せっかく痙攣が治まって脳の病気が落ち着いてきているのに、別の方面から脅かされている感じです。

最近は、食事も自力では食べられなくなってしまいました。
少し前までは、ミキサーで流動食にすればペロペロ舐めて食べていたのですが、今はそれすらできなくなっているので、お湯でふやかしたフードを口を開けてスプーンで入れて食べさせています。
無理やり口の中へ突っ込んでいるような感じです。
でも、口に入れてやれば、くちゃくちゃ噛んで飲み込んでいます。
たぶん、そうして食べさせなければ、ずっと食べないまま眠っているんだろうと思われます。
食は命の源なので、食べなければ体力も落ちてしまうだろうし、命の危機にもつながってしまうだろうと思います。

今後これ以上回復することも考えられず、少しずつ悪くなっていく一方だと思うので、こうしてただ命をつないでいることが良いのか悪いのか、実際のところわかりません。
でも、動物は自ら命を絶つこともしないし、生きようとするのが本能なので、クマの寿命が尽きるまでお付き合いしようと思っています。
苦しそうにしていないのが幸いだと思っています。


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