はーちゃんの気晴らし日記

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ツブとさんすう

2016年07月05日 | ツブくん
とにかく勉強が苦手がツブです。
特にさんすうが苦手のようです。
一年生の時から計算が苦手で、「数」がよくわかっていないようでした。
最初は一ケタの計算が大変でしたが、それでも二年生になった今は一ケタの計算は簡単にできるようになりました。
ツブなりに進歩したなと思います。
でも、今の勉強は、一ケタの計算どころか、二ケタ以上のひっ算です。
繰り上がりや繰り下がりがあります。
いくら教えてもちんぷんかんぷんで、よくわからないようです。

時計も一年生の時は、ちんぷんかんぷんでしたが、今は、時計を読むことはできるようになりました。
何時何分…細かい分刻みの時計もわかるようになりました。
それも進歩だなぁと思います。

バカではなさそうです(笑)
学校へ行っていて、大人になっても計算ができなかったり、時計が読めない人はいないので、心配することはないなと思いつつ、勉強の内容が複雑になっていくと、ツブはますますついていけなくなりそうです。

そんな時に救世主が現れました。
ツブと登校班が一緒の女の子のお母さんが、以前塾の先生をやっていて、その人がツブの勉強をみてくれるという話がありました。
娘に「どう思う?」と言われ、授業料などの事が気になりました。
娘のところもまめとツブのサッカースクールとサッカーチームの両方にお金がかかっているし、英会話スクールのお金もかかっています。
そのうえ、塾の費用となるとますます家計を圧迫することになると思いました。
すると、「お金は取らないみたい」と言います。
でも、週に何回か時間を割いて勉強を教えてもらって、「タダ」というわけにはいかないだろうと思いました。
むしろ、”タダより怖いものはない”と私は思いました。

でも、ツブの勉強嫌いは、ますます拍車をかけて娘たちの悩みの種になっていました。
登校班の女の子のお母さんは、熱心にに声をかけてくれたので、娘は、試しにツブをそこへ行かせてみることにしたようです。

最初、ツブは、塾へ行ってもあまり乗り気ではなく、しぶしぶというか嫌々行ったようです。
塾に行ってもやる気がなさそうで、だらだらしていましたが、娘がそばを離れると、ツブはやっと集中して勉強する気になったようです。

1日30分間の授業で、宿題をするのが塾の日課のようです。
ツブの場合、宿題が多い。
今の学校は、クラスの生徒全員の共通の宿題のほかに、返されたテストで間違っているところの「直し」というのも宿題になっていて、ツブの場合、その「直し」の量がいつも半端ではありません。

塾で、それらを始めたところ、ツブは、しっかり理解して、宿題を終えたという事でした。
ツブは終わった後、「楽しかった♪」と言ったそうです。
その後も週に二度、その塾に行き、宿題を済ませてきます。
最近、ツブは、塾に行くのが楽しいと言い始めました。
そして、「さんすうが楽しい」と。
娘は、びっくりしたと言います。
ツブから「さんすうが楽しい」なんていう言葉を聞くとは思いもしなかったと言います。
算数がわかってきて、できるようになったので、楽しくなったようです。

小学校1~2年生の算数は、基本的なことなので、私たちが教えると言っても、あまりに当たり前のことで、説明するのが難しい。
かつて塾の先生をしていたお母さんは、さすがプロで、筋道を立てて説明してくれるので、ツブにもわかりやすいようです。
それで、ツブにも数が理解できるようになり、わかるようになれば、楽しくなってくるものです。

塾のお母さん先生は、ツブの事を、
「決してわからないわけではなく、ちゃんと理解している。全く問題ないよ」
と言ってくれているそうです。
「むしろ、算数よりも国語の方が問題かもしれない。」
と言われたとか。
確かにツブは、文章問題をじっくり読むのが苦手で、それで意味を読み取ることができない事が多い。
私が宿題をみるときも、ツブは文章をよく読まないで、勝手に判断して答えを出してしまうことが多かったなと思いました。

塾のお母さん先生から、
「夏休みに入れば授業は進むことはないので、しっかり復習して、二学期に備えましょう」
と言われているそうです。
ツブも塾で、嫌々でなく宿題を終わらせることができて、ちんぷんかんぷんだったことがわかるようになって、勉強が楽しくなっているのが一番だと思います。

ちなみに、塾はタダというわけではなく、1日30分の勉強で、1年生は100円、2年生は200円と学年ごとに変わるようですが、その程度の金額なんだそうです。

その話を聞きつけて、色々なお母さんから「うちの子もお願いしたい」という話があるらしいのですが、お母さん先生も自分の子供の事もあるし、時間の制限もあるので、最近は、お断りするようになってしまっているそうです。
ツブは、向こうから声をかけてもらって、塾に入れて、ラッキーだったなと思います。

娘は、
「他人よりできるようになることは望んでいないけれど、とにかくついていければ良いと思う」
と言っています。
私もそう思っています。
勉強嫌いが少しでも緩和されれば良いなと思います。


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