耐火材偽装事件

【ニチアスが耐火材偽装】
　建材メーカー大手の「ニチアス」（東京都港区）が、住宅の軒裏などに使われる耐火材（０１年以降の製造）の性能試験に臨む際、試験体に水を含ませたり、実際に販売するものより性能の高い材料を使ったりする偽装を施し、国土交通相の認定を受けていたことが、３０日の記者会見でわかった。
　不正に認定を得て出荷されたのは、住宅の軒裏やビルの間仕切り壁用の耐火材４種類。「ケイ酸カルシウム板」という燃えにくいボード製で、準耐火構造の軒裏用２種類が約１０万棟に使われ、耐火構造の間仕切り壁用２種類が約７５０物件に使われている。耐火性能基準を満たしていない約４万棟の大半は、旭化成ホームズの「ヘーベルハウス」「ヘーベルメゾン」シリーズとされる。

これは、驚きました。
最近は食品から何から偽装続きで、今度はあのへーベルが？
へーベルそのものが偽装工作をしていたわけではありませんが、このニュースは私たちにとっては、大きな衝撃でした。
というのも、私たちはへーベルハウスにとても憧れがありました。
住宅展示場を回って、一番最初に目についたのがへーベルハウス。
営業マンの話を聞いて、ますますこんなにすばらしい家に住みたいと思ったものです。
（そりゃあ、営業マンは良いことしか言わないけど）
地震対策、防音、耐熱に優れ、５０年は外壁の塗りなおしも必要ないとのこと。
５０年も塗りなおしが必要ないなら、息子の一生涯、家に手を入れることなく過ごせるかもしれないと思いました。
（これは、後で調べたら、そんなことはないのがわかりましたが）
でも、何せ高い！
今、私たちが建てている家の1.4倍です。
一時は、無理してでもへーベルにしようかな？と考えたこともありますが、一般的な建て方でその値段、いろいろ注文をつけるとなると、それだけで済むはずもなく、断念しました。

知り合いの家のお隣が現在へーベルハウスを建築中らしい。
私の家の建築計画とほぼ同じ頃から始まり、建築確認も早めに下り、解体作業もさっさと進み、その話をうらやましい思いで聞いていましたが、そのニュース以来、工事は中断。
いつ再開されるか今のところわからないそうです。
大手も、とんだところで、つまずいてるな～と思いました。

さて、我が家ですが、最近の天候の悪さのためちょっと工事が遅れていますが、それでもまあまあ順調に進んでいます。

まめの大好きなコンクリートミキサー車が来て、
コンクリートが流され、

まめは、目を輝かせて見入っていたそうです。

鉄筋が張られて、


何日間だったか養生し、


昨日、土台が姿を現しました。


クマと勘九郎の散歩の帰りに、ぼんやり眺めていると、裏の奥さんがやってきました。
「いつもみんなで、どんなうちが建つのかなぁって話してるのよ。『あそこがトイレかな？あそこがお風呂かな？』なんて言っているの。」
と言っていました。
私が、
「普段家にいなくて、ちゃんと工事をしてくれているのか心配。見てないうちにコンクリートも入っちゃったし、大丈夫なのかなぁ。」
と言うと、
「大丈夫よ。私たちがちゃんと見張ってるから。鉄筋もしっかり入ってたわよ。
私たちも、はーちゃんの家が建つのを楽しみにしてるの。」
と、言ってくれました。
きっと昼間、みんなが集まって、いつもの調子でわいわい言いながら、私の家の工事の具合を見ているんだろうなと思いました。
大勢の目があれば、工事の人も手抜きもできないでしょうから、心強いなと思います。

来週はいよいよ棟上です。
お天気しだいなのですが、最近の天気ははっきりしなくて、ちょっと心配。

ゲッ！
この記事を書くにあって、裏の奥さんのことを書いた記事をリンクして、思い出しました。
そういえば、あの時いただいたカラー、どこかへ行っちゃった！
ひぇ～
参ったなぁ